ご覧いただきありがとうございます。
□ このブログの内容
特別支援教育に役立つ
□ あなたが得られること
LD、ADHD、(高機能)自閉症、アスペルガー症候群…
発達障害がある子どもたちへの具体的な支援のしかたを、
学習面・生活面・行動面から紹介
※ この記事は単独ではなく、今までの記事、これから連載される記事と関連づけ
られています。
□ 信頼性
私は、小学校教諭を定年退職しました。
その後も再任用、講師としてフルタイムで継続して勤務しています。
学級担任、少人数指導、特別支援学級担任を経験させていただきました。
現在も、特別支援学級担任として勤務しています。
そこでの実践を生かし、知見したことに基づいて吟味した情報を発信しています。
今回は、このテーマで59回目になります。
過去のブログを合わせて見ていただきますと、より理解が深まります。
前回のブログの続きになります。
●冷静に対応する(続き)
自傷行為が激しい場合は、頭を打ちつけている壁にクッションを当てるとか、そうした物が見つからないときは、教師が手をおいてカバーします。
自傷行為をやめさせるのではなく、ケガを防止する策をとることが有効です。
周囲にハサミや割れ物、机などがあると危ないので、それらをどけたり、窓に近寄らせないような配慮も必要です。
パニックがおさまってきたら、低い落ち着いた声で、「○○がいやだったんだね。でも、落ち着くことができたからえらいよ」と、子どもの気持ちを代弁してあげたり、自分で立ち直ったことをほめてあげるようにしましょう。
《その場での対処法》
パニックへの対処のポイント
□冷静に対処する
教師自身が子どもにつられて興奮しないこと。冷静さが求められる。
□パニックを長引かせない
パニックは本人もつらく、まわりの子どもも落ち着きをなくすため、できるだけ早くおさまるように導くことが大切。
かまいすぎないほうが、早くおさまる傾向がある。
□子どもに危険が及ばない配慮を
暴れたり、物を投げたりするので、他の子どもを近づけない。
□パニックがおさまったらほめる
子どもが落ち着いたところで、「ひとりで立ち直れたね、えらいよ」とか「前のときより短い時間でおさまったね」というようにほめる。
●力で押さえつけない
パニックを起こしている子どもを見ると、「こんなことしたらだめよ」と大きな声でしかったり、自傷行為をやめさせようと、力で押さえつけたりしてしまいがちです。
しかし、行為を無理にやめさせようとすると、子どもはますます興奮し、反発しますから、逆効果になります。
また、子どもによっては特定の楽器の音ががまんできない場合がありますが、それを認めずに、「慣れれば大丈夫」と、音を聞かせ続けることも好ましくありません。
その音をいやがったときは、別室に連れて行くなどして、無理強いはしないことです。
子どもが耐えられない状態をそのまま放置しておけば、不安や緊張が増していき、パニックがますますひどくなります。
また、体をさわられたりすることをいやがる子どももいますので、パニックの最中には子どもをそっと見守るよう気をつけましょう。
《対応するときの注意点》
□大声で注意しない
泣きわめく子どもに言い聞かせるため、教師がさらに大きな声を張り上げたり、甲高い声で注意したりすると、子どもはますます興奮して、パニックがひどくなりやすい。
□体にさわらないほうがいいことも
発達障害児のなかには、体にさわられることを極端にいやがる子どもがいる。
パニックをなだめようとなでたり、さすったりすることが逆効果となることもあるので、注意する。
□力で押さえつけない
暴れる子どもを静かにさせようと、力で押さえつけるのは逆効果。
これが刺激となり、かえって感情が高ぶり、パニックが長引くおそれがある。
今回は、以上です。
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このブログの内容は、月森久江先生、上野一彦先生の本を参考文献としております。
月森久江先生の講演を聞いたことがあり、私の実践とつながることが多々ありました。
よろしければご覧ください。
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当然、保護者の方々からもご意見をお聞きいたします。
お子さん、保護者の方、私でチームを組んでお子さんの成長を支援させていただきます。
私も、きっとお子さんと一緒に成長していくことでしょう。
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② 『 スマイルプログラム 』
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□ 期間:1ヶ月
□ 内容
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