ご覧いただきありがとうございます。
□ このブログの内容
特別支援教育に役立つ
□ あなたが得られること
LD、ADHD、（高機能）自閉症、アスペルガー症候群…
発達障害がある子どもたちへの
具体的な支援のしかたを、
学習面・生活面・行動面から紹介
※この記事は単独ではなく、今までの記事、これから連載される記事と関連づけられています。
□ 信頼性
私は、小学校教諭を定年退職しました。
その後も再任用、講師としてフルタイムで継続して勤務しています。
学級担任、少人数指導、特別支援学級担任を経験させていただきました。
現在も、特別支援学級担任として勤務しています。
そこでの実践を生かし、知見したことに基づいて吟味した情報を発信しています。
今回は、５５回目になります。
過去のブログを合わせて見ていただきますと、より理解が深まります。
8 変更に対応できない（№２）
『 問題を起こさないための改善策 』
〈 変更があることを予告しておく 〉
時間割の変更が決まったら、できるだけ早く子どもに伝える。
口頭で説明するだけでなく、黒板のすみなどに変更事項を記しておくとよい。
心配な子がいつでも確認できるよう、黒板の決まった位置に予定変更を書くスペースをもうけておくことが望ましい
〈 遠足の行程表を掲示する 〉
遠足や臨海学校の日が近づいたら、子どもたがだれでも見られる場所（廊下など）に、旅程や行程を模造紙などに記して掲示する。
出発時刻、到着時刻などのほか、目的地の絵や写真、昼食やおやつをとる場所、トイレ休憩の場所などをわかりやすく書いておくとよい。
● 生活パターンも規則的に
発達障害の特性によって、生活パターンが規則的なほうが安定する子もいれば、不規則になりがちな子もいます。
変更を好まない子は、生活スケジュールも決まっているほうが安定して日常を過ごせます。
たとえば、「学校から帰宅したら、おやつを食べ、宿題をして、夕飯を食べ、入浴し、歯をみがいて就寝」、というように、一連の流れが決まっている場合は、それを定着させ、できるだけ変更しないようにします。
そのほうが本人も安心できるのです。
こうしたタイプとは別に、生活リズムが不規則になりやすい発達障害児もいます。
時間の感覚が弱く、切り替えがなかなかきかないタイプです。
宿題より先にゲームを始め、ゲームの時間を決めておいても、延長してやりたがり、切り替えができません。
食事や入浴も時間通りにできず、結局、就寝時間が遅くなったり、朝、なかなか起きられないといった状況に陥ります。
後者のタイプの場合は、まず、親が行動模範を示し、けじめをつけさせることが大切です。
『 家庭では―こんな配慮が必要です 』
〈 生活リズムが不規則になりやすいタイプ 〉
自閉症の子どもの場合、生活パターンが決まっているほうが安心でき、本人もそれをきっちり守りたがる傾向があるが、同じ発達障害でも、生活リズムが不規則になりやすいタイプもいる。
時間の感覚が弱いので、宿題、食事、入浴などの一連の流れが乱れやすく、夜更かし、朝寝坊になる場合も。
生活パターンが規則的になるよう家族みんなで心がけるとよい。
● 子どもの様子を見て対応
家庭においても、予定変更を避けられないことはしばしば起こることでしょう。
毎週同じ曜日に行くおけいこ事が、事情によって今週はお休みになるとか、曜日や時間が変更になるといったケースもあります。
そのつど、子どもに変更になった内容を説明し、子どもの不安が強いなら親が付き添って行くなどの対応をしましょう。
変更があるたびに、子どもの様子をよく観察し、不安があるなら、別の方法に変えたり、親がサポートするなど、きめ細かな対応が求められます。
そうしたこまやかな支援を続けることによって、発達障害の子もだんだんと変化が受け止められるようになっていきます。
今回は、以上です。
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このブログの内容は、月森久江先生、上野一彦先生の本を参考文献としております。
月森久江先生の講演を聞いたことがあり、私の実践とつながることが多々ありました。
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ある支援が改善されたら、他の支援に移行していきます。
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お子さん、保護者の方、私でチームを組んでお子さんの成長を支援させていただきます。
私も、きっとお子さんと一緒に成長していくことでしょう。
期間は６ヶ月間です。
② 『 スマイルプログラム 』
概要は以下の通りです。
□ 期間：1ヶ月
□ 内容
一つの項目に絞りお子さんを支援させていただく。
保護者の方の支援でも結構です。
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★★★★★★★★★
エックスサーバーとワードプレスで新しいホームページをたちあげました。
現在、移行中です。
よろしくお願いいたします。
「なっすんブログ」
https://nassuncom.wordpress.com
※この投稿が、今年の最終となります。
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来年も役に立つ情報を発信し続けます。
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