ご覧いただきありがとうございます。
□ このブログの内容
特別支援教育に役立つ
□ あなたが得られること
LD、ADHD、(高機能)自閉症、アスペルガー症候群…
発達障害がある子どもたちへの
具体的な支援のしかたを、
学習面・生活面・行動面から紹介
※この記事は単独ではなく、今までの記事、これから連載される記事と関連づけられています。
□ 信頼性
私は、小学校教諭を定年退職しました。
その後も再任用、講師としてフルタイムで継続して勤務しています。
学級担任、少人数指導、特別支援学級担任を経験させていただきました。
現在も、特別支援学級担任として勤務しています。
そこでの実践を生かし、知見したことに基づいて吟味した情報を発信しています。
今回は、54回目になります。
過去のブログを合わせて見ていただきますと、より理解が深まります。
8 変更に対応できない(№1)
『 その場での対処法 』
〈 できる範囲で参加させる 〉
式典や集会への参加などで、集団の中に入ることはできないが、見学することができる場合は、集団の外から参加する方法をとる
〈 参加させなくてよい 〉
発達障害の子どもが予定変更などが原因で活動への参加を拒む場合は、基本的には無理に参加させない
〈 その場にもいられないときは… 〉
不安が強く、パニックになって、その場にもいられないようなときは、落ち着ける場所に移動して、気持ちを静める
● 無理やり従わせない
最も好ましくないのが、無理やり従わせるという対処のしかたです。
発達障害の子どもの場合、いつもと異なる状況を受け入れようとすると、強い不安を覚えます。
変化を押しつけることで、不安が増大し、許容範囲を超えるとパニックになってしまいます。
一度、パニックになると、本人も相当つらい思いをしますし、気持ちが安定するまでに時間もかかります。
結果として、予定変更をますます受け入れにくくなります。
予定外の運動会の練習に参加できないというケースで、無理に参加させようとして、本人がパニックになったとすると、その後、予定していた運動会の練習もできなくなってしまう可能性があります。
パニックになるほどの強い不安は、子どもの記憶に残りますから、運動会の練習そのものに悪いイメージがつきまとうことになり、参加できるはずだったものまで、できなくなるという事態をまねきかねません。
『 対応するときの注意点 』
〈 無理に参加させない 〉
本人がいやがっている場合、慣らしたほうがよいという考えから、無理に参加させることは好ましくない。
不安が強い状態であり、さらに緊張を高めることになり、パニックになる可能性がある
〈 パニックを起こさせることのデメリット 〉
強烈な不安を与えると気持ちが静まるまでに時間がかかるうえ、この経験が強いマイナスイメージとなって残り、「もう、運動会はきらいだ」「学芸会には二度と出たくない」というように、ますます活動への参加が難しくなる
● 変更をあらかじめ伝える
急な変更にはなかなか応じられない子どもでも、あらかじめ変更内容を伝えておけば、対応できるケースも少なくありません。
伝え方も重要です。
ただ、「時間割が変わるよ」というだけでは、どんな授業がどこで行われるのか想像がつきません。
大切なのは、見通しをもたせて安心させることですから、どの科目がどれに変わるのか、そのために教室はどこへ移動するのか、授業では何をやるのかまで教えてあげることがベストです。
たとえば、1日の時間割が大幅に入れ替わるときなどは、もともとの時間割と変更後の時間割を並べて示し、どのように変わったかが視覚的にわかる方法をとることも重要です。
遠足などの行事については、細やかなスケジュールを模造紙に書いて掲示したり、事前に現地の写真を撮ってきて、「こんなところだよ」と見せてあげたりすると、安心して取り組めます。
今回は、以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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このブログの内容は、月森久江先生、上野一彦先生の本を参考文献としております。
月森久江先生の講演を聞いたことがあり、私の実践とつながることが多々ありました。
よろしければご覧ください。
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最後までブログをご覧いただいた方に特別なお知らせがあります。
3つの有料支援を始めました。
内容は、以下の通りです。
① 『いいね!支援プロジェクト』
お子さんの支援をさせていただきます。
お子さんの実態に合わせて支援いたしますので、同時に2つの項目を支援する場合もあると思います。
特に1つの項目だけと限定するものではありません。
ある支援が改善されたら、他の支援に移行していきます。
当然、保護者の方々からもご意見をお聞きいたします。
お子さん、保護者の方、私でチームを組んでお子さんの成長を支援させていただきます。
私も、きっとお子さんと一緒に成長していくことでしょう。
期間は6ヶ月間です。
② 『 スマイルプログラム 』
概要は以下の通りです。
□ 期間:1ヶ月
□ 内容
一つの項目に絞りお子さんを支援させていただく。
保護者の方の支援でも結構です。
□ 支援のための連絡手段
ライン、メール、ZOOM、電話など、お客様のご希望に添って決めさせていただきます。
③ 『ハッピー ファイル』
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□ 内容
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保護者の方の支援でも結構です。
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エックスサーバーとワードプレスで新しいホームページをたちあげました。
現在、移行中です。
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「なっすんブログ」
https://nassuncom.wordpress.com