顔面神経麻痺になって

顔面神経麻痺になって

顔面神経麻痺になったらすぐにやらなければいけないことがあります。
手遅れにならないために見てください。

前回、左側の顔面麻痺になって困ることをいくつか書いたと思うのですが、もう一つ困ることがあります。


私は左目と左側の口元に麻痺が少し残っている状態なのですが、ものを食べる時こぼさないように一生懸命吸い込むような食べ方をしてしまうクセがついてしまって、そのせいで空気をかなり吸い込んでいるようで、恥ずかしい話“おなら”が止まらないときがあります。


特に麺類、ラーメン、うどん、パスタなど食べる時は気をつけないといけません💦


今のわたしの悩みです(笑)


#顔面神経麻痺

#おなら


顔面神経麻痺になってから外出することが減りました。外出する時はマスクをしなければ外に出れませんでした。


私が顔面神経麻痺になって1年目にコロナがやってきた。


日本中すべての人がマスクをして外出しなければならなくなり、私は外出することが増えました。


飲食店には入れません。

マスクを外して飲食するなんて勇気がありませんでした。


美容院にも行けません。


鏡を見るのが嫌でしたし、担当の方にいちいち顔の情報を伝えるのも面倒だったし、5年間美容院には行ってません。

前髪だけ自分で切ってます。

髪の毛は背中まで伸びました(笑)

なのでポニーテールしています。


私は今工場で仕分けの仕事をしています。

仕事の面接の時の履歴書に貼る写真が何度やり直してもうまくいかない。


当たり前かw


わかっていてもなんとかごまかしたかった。


化粧をして、アイラインで少しでも大きくなるように頑張ったけど、家で鏡を見た時よりやっぱり歪んでる。


すごく変な顔の写真だったけど仕方ない。


面接は顔で落とされることはなかった(笑)


今はその工場で働いて3年目です。


とにかく働きだしてすぐにみなさんと馴染めるように顔面麻痺の事は話しました。


黙っていても片目が半分しか開いてないので最初に伝えておいた方がモヤモヤしなくて良いと思ったからです。


おかげさまで今は楽しく働かせて頂いてます。




しかし、家の鏡で見る顔と写真で見る顔ってどっちが正解なんだろう…。

後遺症は残らず治ります!と言われた私は、安心しきっていました。


その後は1ヶ月ごとに診察をして1ヶ月分のお薬をもらって帰る日々。


診察では目は閉じるか、鼻はピクピク動かせるか、口元は口角が上がるか、など動きのチェックをするだけでした。


もちろんほとんど動きませんでした。


それでも先生は「少しづつ動くようになりますよ」と言うだけでした。

リハビリとか何も教えてはくれませんでした。


この時「後遺症は残らず治ります!」と言われなければ、もっといろいろ調べていただろう。


私は時間が経てば治ると信じ切っていたのでその後も月に一度通院して薬をもらい続けました。


半年ほど経った頃、治らない私は少し焦りが出始めました。

診察のときに先生に筋電図検査はもうやらないのですか?と聞いてみたところ、「あれは一度やったから何度やっても意味はないですよ」との返答でした。


その後は毎月の通院も2ヶ月ごとになり、1年が経った頃先生に「どうしましょう?今後もまだ薬を飲み続けますか?」と言われました。


この言葉でようやく治らないのだと確信しました。


1年もこの顔と付き合っていくと不思議なもんで、慣れてしまうのですね。

治らないとわかっても、もう諦めも付いたというか、大きなショックはありませんでした。


単身赴任中の主人は私が入院すると言ったとき、休暇をもらって帰ってきてくれました。

主人は私の顔が歪んでも変わらず寄り添ってくれています。

なので私も不便なことは多々ありますが、そこまで気にすることもなかったのだと思います。


不便なことは、麺類を食べるのが難しいこと、ツルツルとすすれない。あとなにか食べるとき少しづつしか口に入れれないこと、沢山口に入れてしまうとうまく口の中で移動できないのでこぼれてしまうこと。タピオカドリンクがうまく飲めないこと。左目が乾燥して涙が出ること。左目の視力が落ちたこと。

写真を撮ると顔面の歪みが酷く見え悲しくなること。


マスクで口元は隠せますが、目は隠せません。

なんとか化粧でごまかせないかと試行錯誤してますがなかなかうまくできません。


そこでいいものを見つけました。


ダイソーで売っているリフトアップテープです。

これを眉の上からおでこに向けて貼ると目が開きます。

全く右目と同じにはなりませんが、だいぶん近づけることができます。

私は写真を撮るときとか、少しおしゃれをして出かけるときに使用しています。


顔面神経麻痺は治る人は何もしなくても3ヶ月ほどで治るようです。


3ヶ月過ぎた頃少しの変化もないようならすぐに鍼治療などおすすめします。