久しぶりに書いて見ました。


3日の落語会

上方笑女隊おひなまつり2019
~今は珍し仁輪加と三曲萬歳~

笑福亭縁…犬の目
桂ぽんぽ娘…シングルデブ
桂三扇…水に流して
内海英華…女道楽(♪梅は咲いたか・都々逸・寄席の踊り「カッポレ‼️」)
露の都…真田小僧
桂あやめ…裏崇徳院

中入り

「三曲萬歳」
「頭」締め太鼓:内海英華
三味線:桂あやめ・林家染雀・中田まなみ・佐々木千華
鼓弓:はやしや京子
鼓:桂三扇・桂ぽんぽ娘・月亭天使・笑福亭縁
拍子木:桂おとめ

仁輪加
「忠臣蔵五段目」
MC:桂あやめ・林家染雀
口上言い:桂三扇・桂ぽんぽ娘
露の紫…与市兵衛
露の棗…千崎弥五郎
露の都…猪
露の眞…定九郎
露の瑞…早野勘平
露の陽照…地蔵

「三曲萬歳」
なぞかけ

お茶子:笑福亭縁

@天満天神繁昌亭


去年,チケットを無駄にしてしまった上方笑女隊のおひなまつり,今年は何とか参加です。



もぎりの瑞ちゃんが、笑顔で迎えてくれました。


仁輪加をやる関係で,なんとなく,都一門とそれ以外の噺家さんに別次元の感じで,笑女隊としての一体感が少し薄い感じでした。

縁さんは,少しタイプの違う犬の目。

彼女の噺を聞くのは,二回目かなぁ~,上手くお客さんの心をつかみますネ!!

花粉症の時期には,ほんとに取外しが利くといいのにねぇ~(笑)



ぽんちゃんは,短い時間にピッタリ?のネタ,最近,しっかりと自分の立ち位置が決まっているので,楽しく笑わせてもらえます。



三扇さんは,入門当時,女性に時うどんは似合わないと言われた理由の説明から,女性がこんなネタもやれるんだと力を示すような桂三枝作品。

時代は世相とともに移るものですネ!!



下ネタ二題の後は,やりにくいと言いながら英華さんの登場。

♪梅はさいたかを唄った後は,長いお喋りと都々逸。

そして,客席の梅十三師匠を意識したのか,ビッシと!!決まったカッポレを賑やかに~♪


雰囲気が変わったところで,笑女隊隊長の登場,いつもと変わらぬ都流の高座です。



あやめさんは,先代文我師匠に「合うよ」と言われた崇徳院,中々やりづらいと言うことで,もう一人の恋煩い,お嬢様の方から見た崇徳院!!



中入り後は,三曲萬歳から。

今回は,英華さんを頭にして,締め太鼓・鼓・胡弓・三味線を各人が奏でながら,五段目の内容を囃すスタイルでした。

噺家さん個々の表情がまちまちで,内容よりもそっちが気になる三曲萬歳です。

楽しそうに演奏する人,真剣な人,上手く誤魔化せているかうかがっている人,気怠そうな人,ほんとまちまちで面白かった(笑)


あやめさんと黒一点の染雀さん軽快なМCの後,三扇さんとぽんちゃんの口上がめちゃくちゃ可笑しかった!!

口上をプロンプトの染雀さん任せにする三扇さん,とっても高い声で三扇を惑わすぽんちゃんの絶妙さは,最高でした(笑)



仁輪加は,露の一門のお家芸,団四郎家元の指導元,女性だけでやる仁輪加は初めての試みとか~






仁輪加(五段目山崎街道)そのものの記憶より,着ぐるみの都師匠がめちゃめちゃ可愛いい!!が残ったしまいました(笑)


再び,三曲萬歳の「謎かけ」で締めでした。

この日,初めて話す天使さん!!売込みに余念がありません。



最後は,全員を従えて,可愛い猪隊長の締めの挨拶でした。



今年は,撮影許可がなかったので,舞台の様子をお見せできないのが残念な,上方笑女隊おひなまつりでした。