10月8日の落語会

三喬改メ
七代目笑福亭松喬襲名披露公演
昼の部

笑福亭喬若…野ざらし
笑福亭遊喬…上燗屋
笑福亭鶴瓶…青木先生
柳家さん喬…抜け雀

中入り

口上・上手から
柳家さん喬
桂ざこば
桂文枝
笑福亭松喬
桂福團治
笑福亭鶴瓶
(司会)笑福亭銀瓶

桂ざこば…ざっこばらん
笑福亭松喬…初天神


夜の部

笑福亭喬介…犬の目
笑福亭生喬…豊竹屋・踊り「カッポレ」
桂南光…阿弥陀池
柳亭市馬…片棒

中入り

口上・上手から
柳亭市馬
桂南光
桂文枝
笑福亭松喬
桂福團治
笑福亭鶴瓶
(司会)笑福亭銀瓶

桂文枝…優しい言葉
笑福亭松喬…三十石

@大阪松竹座





お兄ちゃんや喬介さんを応援している関係で、とっても身近な三喬師匠の七代目笑福亭松喬襲名。

大阪城の豊國神社のお兄ちゃんの勉強会から始まった三喬一門との関わりが、七代目松喬一門との関わりへと変わる日です。

2公演で少し出費がこたえるけど、万難を廃しての松竹座です。

昼夜とも満席の襲名披露は、緑いっぱいの後幕の展示がお出迎えです。


六代目一門のアイドル、右喬さんと七代目襲名記念焼酎。


昼の部は、そのお兄ちゃん、「喬若改め喬若です」と自己紹介した喬若さんの持ち時間10分の野ざらしからでした。

七代目の弟弟子遊喬さんは、喜六が鷹の爪を鷲掴みに食べる上燗屋でした。

ファンにひどい扱いを受けるとぼやく鶴瓶師匠は、鉄板とも言える私落語の青木先生でした。

「これで落語界のさんきょうは、私一人に成った!!」と喜ばせた、さん喬師匠は、丁寧に言葉扱う絶妙な抜け雀。


口上は、銀瓶さんの司会で上方落語らしい楽しいやり取りが続く、笑いたっぷりの口上。

まだ、全面復帰とは言えないざこば師匠も、天然のボケで楽しい口上でした。



まだ、落語をするには時間の掛かりそうなざこば師匠は、筆頭の塩鯛師匠とのやり取りの面白い高座でした。


天神さんと縁が深いと言う七代目松喬師匠は、噺家に成るきっかけとも成った初天神が、襲名最初のネタでした。

四角い提灯のお姉ちゃんの話も有る凧揚げまでしっかりやる初天神です。

寅ちゃんが、めちゃめちゃ小憎らしくて素敵な初天神でした。

そう言えば、先代松喬師匠の丁稚さんを始めとする子供達は、群を抜いて楽しかったですネ!!(笑)





終演後、送り出しに立つ七代目松喬師匠は、とても良い笑顔でした\(^o^)/










夜の部は、二番弟子の喬介さんの「落語しま~す!!」で、開演です。

ネタは、六代目松喬一門が最初に習う犬の目でした。

松竹座の大観衆の前でも、堂々とした噛まない喬介さん、また、一段と頼もしく成りました。

めちゃめちゃ受けてました\(^o^)/


生喬さんは、時間を気にせず、赤いパッチで踊りました(^o^)v

南光さんは、松山千春の航空機トラブルの対応の話から、珍しいかなぁ~?!

阿弥陀池でした。



市馬会長は、やっぱり唄いますねぇ~♪

襲名披露公演で無ければ、フルコーラスで唄いそうなお祭りマンボの片棒でした。

口上でも、しっかり相撲甚句で、喉を披露してくれました(^o^)v



昼間より、物凄くくだけた口上は、書くことが出来ません!!

文枝会長は、最近よくやっていると言う、喫茶店のマスター夫妻の夫婦喧嘩の新作落語。



お兼ざらしの出囃子で上がった松喬師匠、「プレッシャーに成る」と先代松喬師匠の出囃子「高砂丹前」使わない理由を!!

そして、高砂丹前を流してから、今度、目指してきたと言う三十石でした。

返しの舟唄を歌ったお兄ちゃんへの一言が可笑しかったです。





夜席も送り出しに立った松喬師匠、記念撮影の行列が凄くってビックリしました。





これからも、御弟子さん中心に、七代目松喬一門を応援して行きます。