【続】原始反射の統合の落とし穴 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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私が知る限りの情報をお伝えします

こんにちは!

 

こちらの記事の続きです

 

実は 

 

原始反射は 一度統合されても 

 

統合が外れてしまうことがあるんです。

ガーンガーンガーン

 

 

モロー反射は特にそれが顕著なので

特に発達の凸凹を感じないで育って来ていても

 

モロー反射の統合が外れている方は多いです。


びっくりした時 思わず両手があがっちゃう方は (以前の私爆  笑

これが外れていると思われます。


モロー反射の役割は 脳が「危険」と見なした 

(ここ大事ですよ~。 本当に危険じゃなくても 脳が危険と認識するだけで 発動します)

 

刺激に対して 

サバイバルモード(戦うか逃げるか反応 又は 闘争逃走反応と呼ばれる反応)に入って 

自分を守ることです。


余談ですが

ちまたにも こんな風に↑ 

なんでもないことがきっかけで

ブチギレてしまう人 いますよね。

これも原始反射の統合や脳神経の基礎の抜けが絡んでいます。



そして 原始反射は 一度統合されても 

ストレスや体調不良、ショックなどが原因で 

統合が外れてしまうことがあるんです。

ガーン
ガーン
ガーン

 

 

この 「ストレスやショック」というのは 

人によって感じ方は様々ですよね?


同じことが起こっても ストレスを感じる人と感じない人がいます。

生後1歳くらいまでに発達する 脳幹の部分は 

爬虫類脳ヘビと呼ばれ、

原始的な本能を司る部分です。 

 

危険が迫った時に 

処理速度の遅い思考脳は起動しません。 

 

処理速度が100万倍 びっくりびっくりびっくり

この脳幹の部分が反応することで 

素早く身を守ることができるようになっています。


ところが 何らかの理由で 

脳幹の発達に抜けが多いと 

脳はありとあらゆる事を「危険」だと認識してしまい 

常時サバイバルモードに入るようになります。

そうすると 先ほど言った 

「ストレスやショック」を感じるハードルが 

とても低くなってしまいます。


ぐすん「うちの子は原因不明で突然パニックや癇癪を起こすんです」という方は 

お子さんの脳幹の部分の発達に抜けが多いことになります。

ストレスを感じるハードルが低いので 

いつもストレスを感じ驚き驚き驚き

いっぱいいっぱいなので絶望絶望絶望

 

こちらからすれば何が起こったのか分からないようなことが 

最終的なトリガーになって 

 

パニックや癇癪大泣き大泣き大泣きという形で

 

どばー!っと溢れだしているわけです。オエーオエーオエー

 

そんなわけなので 

 

例えば 病気をする 疲れている ゲホゲホ

気温や気圧の変化 ニュースで報道されること 

学校での出来事 友達や先生とのトラブル 

YouTubeなどで見た映像 

家庭環境や学校環境の変化 

身近な人の精神状態や病気 

身近な人のトラブルやいざこざ  

アレルギー などなど 

といったことが原因で 

 

せっかく統合された反射が外れてしまうことがあります。

ガーンガーンガーン


最初の記事でご紹介したTさんの場合は 

どうやら息子さんが風邪ゲホゲホをひいたことがきっかけだったようですが 

 

もうひとつの大きな原因もあったようです。

 

 

続く。。。

 

 

 

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