こんにちは!
近年 キレやすい人、不安障害やパニック障害、自閉症スペクトラム、ADHDの診断を受ける人が急増しています。それにはいろいろな理由が重なり合っていると思いますが、脳の健康な発達が阻害される生活習慣もその一因になっています。
この記事でも説明しましたが、
赤ちゃんは 生後5ヶ月までの間にうつ伏せに寝たり、ズリバイをすることで
脳幹の中の橋(きょう)という部分を発達させます。
橋の持つ役割は主に
ー視覚
ー危険の察知
ー信頼や心の安全
ー空腹を感じる
ー心拍数や呼吸数のコントロール
ー暑い寒いを感じる
ー感覚や痛みを感じる
ー注意をはらうこと
橋が未発達のまま成長すると見られる症状は主に
ー不安感が続く
ー戦うか逃げるか反応*状態が続く(攻撃的になるか逃避するか)
ー根拠のない恐怖感
ー痛みを感じにくい
ー暑い寒いがわからない
ー空腹なのがわからない
ー読み書きが困難
ー注意力がない
ー人間関係がうまく築けない
ー水平製眼球運動がない
*ウィキペディアより:戦うか逃げるか反応または闘争反応・逃走反応(たたかうかにげるかはんのう、とうそうはんのう英語: fight-or-flight response)は、動物の恐怖への反応で、差し迫った危機的状況において、戦うか逃げるか身動きを止める(擬死、凍結挙動(英語版))方法で生き延びてきたため備わったと考えられている。通常は発揮できない怪力を発揮できる反面、緊急時に使用しない内臓への血流が絞られたり判断力が低下するため、長期的にストレスを受けると体や精神に悪影響が出る。*
などです。
自閉症スペクトラムやADHDでも同じようなことが見られますね。
近代的な生活様式によって、
床にカーペットを敷くことでずりばいがしにくくなり(今はフローリングも増えてますね!)、
バウンサー
歩行器
外向きの抱っこひも(内向きは親とお腹とお腹がくっつくのでOK)
ベビーカー
カーシート
ベビーチェア
などなどなど 「容器」に入れられる時間が激増し
アメリカでは乳幼児突然死症候群を避けるために
仰向けに寝かされることが激増しています。
(赤ちゃんが眠っている間は仰向けに寝せても橋の発達には影響しないので
起きている時だけできるだけうつ伏せになってほしいです。)
赤ちゃんが橋を発達させるべき時期に、
うつ伏せになることが減っているために
多動だったり
衝動的に行動したり
キレやすかったり
感覚過敏
などの増加に貢献しています。
一つ注意したいのは、う
つ伏せがいいからといって
赤ちゃんをうつ伏せにしたまま放置しないようにしてください。
特に生後まもなくは、
親のお腹の上にうつ伏せに寝せる時は大丈夫ですが、
床の上に赤ちゃんをうつ伏せに寝せてしばらくすると嫌がります。
嫌がるまで放置して 嫌がったら抱っこすると、
うつ伏せ=嫌なことで、
ムズがれば抱っこしてもらえる というパターンになってしまうので、
うつ伏せにしてムズがる前に抱き上げてあげてください。
結局 忙しいからって赤ちゃんを放置するなっちゅーことなのかもしれませんね。。。 (反省)
外向きの抱っこひもは
アメリカではかなり一般的なんですが(うちもやってましたー)、
これは赤ちゃんが
訳のわからない外の世界に吹きっ晒しにさらされて、
足も宙ぶらりんで地についていない、
親は後ろにいて見えないから存在していないように感じ、
戦うか逃げるか反応を引き起こしてしまうという
最悪の状態なんです。
娘 生後1週間目でもうやっちまってました。。。 キャー!
歩行器や、
エクサソーサーなども、
子供は喜ぶし
親は手が離れて楽なので多様しがちですが(私のことです。。。)、
本来なら自分の足で直立できない発達段階なのに
無理やり直立させて足を不自然に発達させる
(本来の順番どおりでなくという意味)
のは良くないです。
こちらも生後6ヶ月でやっちまってます。。。
生後6ヶ月から12ヶ月は今
度は中脳が発達します。
この時期もひっじょーに大事です。
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読んでいただいてありがとうございます。