根深いネガティブな思い込みを変えるには 後編 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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こんにちは!

私がブログを通して、日本の皆様へ伝えたい!
と思ったきっかけとなった

目からウロコが落ちる
自閉症スペクトラムや発達に凸凹があるお子さんへの接し方について

 

説明している記事を

「子ともに寄り添う育て方」

「私の師匠」

「私の体験記」という

3テーマにまとめました。


私の根本はここですので、
ぜひ、このテーマの記事を読んでいただきたいです。
*********************

今日は昨日の記事の後編です。

 

 

 

まずは 自分が自分自身に対して

 

ネガティブなジャッジをして

 

自分を責めているのに気付いたら、

 

「私を守ろうとしてくれて ありがとう。

 

でも私はその思い込みを変えたい

 

と思っているの。そして xxxxxxx。」

 

と 自分を今まで守ってくれていた

 

ネガティブな思い込みに感謝して、

 

そのあとに 

 

そのネガティブな思い込みを

 

上書きするステートメント(声明)を

 

唱えることを教えてもらいました。

 


どんなにネガティブな思い込みだったとしても、

 

それが作られたのには理由があって、

 

それは 自分が自分を守ろうとして

 

作り上げたものです。 

 

自分がかかえた問題を解決して、

 

自分を守るために作られたものですし、

 

実際今まで私は死なないで

 

済んでいるわけですから、

 

その思い込みは

 

私の生存のために役に立っているわけです。

 

 

だから それにきちんと感謝する。 

 

そのうえで、

 

自分は今度は新しい思い込みを作るよ、

 

と宣言するわけです。


そして、

 

その新しい思いを作ることが

 

今回の私の宿題です。 

 

I'm not enough.の対極となり、

 

うまくバランスが取れるような 文面で、

 

自分にしっくりくるものを作り出すのが宿題。


師匠曰く、I'm not enough.というのは 

 

人類が抱えている

 

一番大きなネガティブな思い込みで、

 

とても とても根深い。 

 

だから これを上書きするためには 

 

時間をかけないといけない。


例えば 

 

I'm not enough.という思い込みは 

 

私の場合なら 

 

51年かけてせっせと育て上げられた

 

大木のようなものです。

 

それを変えたいと思ったら、

 

新しい思い込みの種を

 

まいてあげないといけません。 

 

そして、種をまくだけでなく 

 

毎日水をあげて、

 

面倒を見てあげなければ、

 

その種は育ちません。 

 

だから 

 

私がやらなければならないのは、

 

I'm not enough.という

 

思い込みの大木に対して 

 

水をやったり面倒を見たりすることをやめて、

 

その代わりに

 

新しく植えた種に毎日水をやり、

 

面倒を見てあげることなんだそうです。 

 

 

そうしていくうちに、

 

I'm not enough.という

 

思い込みの大木は

 

だんだん元気がなくなり、

 

新しく植えた種は発芽して、

 

小さな木になり、

 

どんどん成長していき、

 

しまいには 大木が出すエネルギーよりも 

 

この新しい小さな木のもつ

 

エネルギーの方が

 

上回っていくようになります。



そして、

 

その水やりを忘れないように、

 

何か 自分で作った

 

新しい思い込みを思い出す

 

きっかけになるものを用意するように 

 

と言われました。



例えば私の先輩は 

 

自閉スペクトラムの息子さんが

 

将来自立できないのではないか、

 

自分がいなくなってしまったら、

 

息子はどうなるのだろうか?という

 

根深い不安に悩まされていました。 

 

 

頭では 

 

そんなことを考えても 

 

結局は今 ここで 

 

彼にベストだと思われることを

 

してあげることしかできないし、

 

その不安感は

 

必ず息子さんに伝わって、

 

逆効果になってしまうことは

 

分かっていても、

 

その絶対的な不安感から

 

逃れられずにいました。



そこで師匠から、

 

今私が話したようなアドバイスをもらい、

 

彼女は 

 

UNFLAPPABLEと書かれた

 

ブレスレットを自分で作って、

 

そのブレスレットを毎日つけて、

 

ブレスレットを見るたびに 

 

自分が決めた

 

新しいポジティブな思い込みを思い出して、

 

自分が植えた新しい種に

 

水をやることにしたそうです。 

 

UNFLAPPABLEというのは 

 

危機に瀕しても動じない 

 

という意味ですが、

 

同時に


U  Understanding   理解を持つ
N  Non-judgemental 責めない。ジャッジしない。
F  Friendly       フレンドリーな
L  Loving        愛を持った
A  Accepting     受け入れる 認める
P  Patience      辛抱強さ
P  Persistence    あきらめない
A  Acknowledge   認識する(自分のネガティブな思い込みを認識する)
B  Belief        思い込みを
L  Let go       手放す
E  Energy, excitement, and enthusiasm 新しい思い込みに対してエネルギー、感情の高まり(エキサイト)、熱い思い を向ける

の意味も兼ねたリマインダーだそうです。


ブレスレットを作るのは

 

彼女のオリジナルのアイデアですが、

 

ポストイットに

 

Unflappableと書いたものを

 

いろんなところに貼っておいてもいいし、

 

なんでもいいから 

 

毎日何度も

 

自分がその新しい思い込みに

 

水をやるのを思い出すための 

 

何かを作りなさい 

 

とのことでした。



そして、もし仮に 

 

例の宿題のノートをやるのを

 

忘れてしまったとしても 

 

そういう完璧(Enough)でない、

 

私で言うならば

 

「怠惰な」自分を認めて許してあげて、

 

また次の日から始めるという 

 

バランス感覚(陰陽 Ying and Yang)も

 

忘れないように 

 

とアドバイスをもらいました。 

師匠さー、 

 

人の痛いところに

 

笑顔でガンガン切り込んでくるし、

 

絶対にごまかしを許してくれないから 

 

なんか 

 

ちょっと厳しくて怖いイメージなんだけど、 

 

本当はすごく優しいんだよねー。 

 

私 ツンデレが萌えポイントなので、

 

師匠のそういうところ 好きだなー。


今 I'm not enough.という

 

思い込みに対抗する

 

新しい思い込みの文章と、

 

どういうリマインダーにするか

 

考え中です。 

 

 

なんだか 

 

とてーも叶恭子さん的な 

 

女王様的なものになる予感。(笑)

 

 


読んでいただいてありがとうございます。

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