近所の高校での銃撃事件のこと | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

 

こんにちは!

私がブログを通して、日本の皆様へ伝えたい!
と思ったきっかけとなった

目からウロコが落ちる
自閉症スペクトラムや発達に凸凹があるお子さんへの接し方について

 

説明している記事を

「子ともに寄り添う育て方」

「私の師匠」

「私の体験記」という

3テーマにまとめました。


私の根本はここですので、
ぜひ、このテーマの記事を読んでいただきたいです。
*********************

 

こんにちは!

 

実は2年前の今日 2019年5月7日に

 

近所の高校で銃撃事件があり、

 

勇敢にも

 

クラスメイトを守ろうと

 

犯人にタックルした

 

高校3年生の生徒が一名亡くなりました。

 

 

 

この学校はチャータースクールで、

(Charter school)

 

チャータースクールというのは

 

公立の学校なんですが、

 

何かに特化した学校で、

 

例えば この学校は

 

STEM(Science Technology Engineering Math)

 

なので、理数系に力を入れている学校です。

 

だから、希望する人は誰でも

 

応募して、抽選で当選すれば

 

その学校に入ることができます。

 

小学校から高校までで

 

公立なので 学費もタダです。

 

(といっても 別のチャータースクールに

 

子供を入れているママ友情報だと、

 

教材費などが 普通の公立の学校よりも

 

高いみたいです。 ウチの学校は

 

毎年$30ぐらいですが、

 

そのチャータースクールは$120くらいって言ってた。)

 

 

実はこの事件の3年前、うちの息子が

 

中学に入るときに

 

この学校に行きたいと言い出しまして、

 

見学もして

 

応募したら 当選しました。

 

地元の中学とSTEMスクールと

 

どちらにしようか迷いました。

 

 

でもね、

 

よくよく聞いてみたら

 

息子

 

STEMスクールに行けば 理数系だから

 

英語(Language Artと呼びます)の

 

授業がないと思っていたから

 

STEMスクールに行きたいと言い出したんだそうで。。。笑い泣き

 

(あとは 仲の良かった子がそこに行くことにしたのもある)

 

それなら

 

地元の中学に行きましょう

 

ということになりました。

 

STEMスクールは同じ町にあって、

 

うちから車で 10分くらいかな?

 

息子の友達も何人か通っています。

 

私も高校のカフェテリアで働いていた時に

 

2回ほどSTEMスクールが

 

人手不足で ヘルプに行ったことがありますが

 

本当に普通の学校です。

 

というか、普通よりレベル高いと思う。

 

あの日のことは

 

良く覚えていて、

 

たまたま息子が高校のFreshmanになって

 

(このあたりの学校は小学校が

 

キンダー(幼稚園年長)から小5まで

 

中学が 6,7,8年生まで

 

そして高校が 9年生(Freshman)

 

10年生(Sophomore)

 

11年生(Junior)

 

12年生(Senior)

 

となっています。

 

学校のキャパシティーによって

 

6年生まで小学校で中学は2年間のところもあります。)

 

初めてのAPテスト (Advanced Placement)を

 

受ける日でした。

 

APというのは、高校で受けられる

 

大学レベルのクラスで、

 

APテストで高いスコアが取れると

 

大学で単位として認められたり、

 

GPAが高くなったりします。

 

息子はその日 日本語のAPテストを

 

自分の高校で受けていました。

 

オンラインで受けるんですが、

 

その日 途中でコンピューターが

 

おかしくなってしまって、

 

テストが続行できなくなったとかで

 

もう家に帰るから 迎えに来てくれと

 

息子から連絡があり、

 

車で迎えに行きました。

 

家から車で5分未満で着くのですが

 

学校に着く直前に 携帯に

 

「近所で緊急事態が発生したため

 

学校をロックダウンします。」 

 

とのメッセージが入りました。

 

アメリカでは多発する学校での銃撃事件に

 

対応するために

 

こういうやり方をします。

 

たまに 近所で マウンテンライオンの

 

目撃情報があったので

 

学校をロックダウンします とかいうときもあります。(笑)

 

学校に着いて 息子に連絡すると

 

「今 ロックダウンだから 外に出れないし

 

だれも中に入れない。。。」

 

と言われ、

 

しかたなく家に帰りました。

 

帰るとすぐに 息子から連絡があって

 

今なら帰っても良くなったから

 

迎えに来て と言われ

 

またとんぼ返りで学校へ

 

無事息子を家に連れて帰れました。

 

後から聞いてみたら

 

あの時

 

何かの手違いで

 

間違えて生徒を校外に出すことを

 

許可してしまったらしく、

 

その後また

 

ロックダウンになったと聞きました。

 

だから あの時迎えに行けて

 

ラッキーでした。

 

 

最初は犯人が何人いるのかわからず

 

一人 逃げたという情報もあって

 

長い間 住民も外に出られなかったんです。

 

もちろん STEMスクールの生徒も

 

恐怖におびえながら

 

学校から出ることができず、

 

家族に会うこともできませんでした。

 

ようやく夕方になって

 

スクールバスで STEMスクールの生徒を

 

近くのレクリエーションセンターに連れて行き

 

そこで初めて 

 

迎えに来た家族と対面していました。

 

 

私の知り合いにもSTEMスクールに

 

子供を通わせている人は何人もいて

 

 

息子と仲の良かった子のお姉ちゃんが

 

なんと 銃撃されたクラスにいて、

 

死亡した生徒が撃たれたのを

 

目撃していたんです。↓

 

お母さんが私の友人です。

 

死亡した生徒の他にも3人ほど

 

男子生徒が犯人に飛びかかっていって

 

犯人を抑え込んでくれたから

 

みんなが助かったと言っていますね。

 

すごい勇気だな。。。

 

 

 

実はコロラドは治安がいいのに

 

学校銃撃事件がとても多いんです。

 

超有名な20年前のコロンバイン高校銃乱射事件も

 

うちから車で20分くらいのところにある高校です。

 

 

2013年にもこれまた車で10分ほどのところにある

 

アラパホー高校でも銃撃事件があり、

 

生徒1名死亡 犯人の生徒も自殺

 

 

そして、地元でしか報道されませんでしたが、

 

すぐ近くのもう一つの高校で

 

かなり具体的に学校で銃撃事件を起こそうと

 

計画していた女生徒がいたことが発覚し

 

身柄を拘束されたこともありました。

 

実は私 その事件の直後に

 

その高校のカフェテリアで働くことになり

 

ちょっと怖かったんですけど

 

実際は とてもいい学校で

 

生徒もかわいいし、

 

全然荒れていたりしないし、

 

校長先生も素晴らしい人で

 

こーんなに普通(というか 普通よりいい)学校でも

 

銃撃事件の可能性があるのかー!

 

と びっくりしました。

 

こうやって記事にしてみると、

 

うちから車で15分以内に高校は10校くらいあって

 

そのうちの2校で銃撃事件

 

1校で未遂事件があったということになりますね。。。

 

 

ちょ、ちょっと ヤバいのかな??

 

でもね、 このあたり

 

本当に治安は良くて、住みやすいんですよ。

 

学校のレベルもとても高いし

 

特別支援も 他の州と比べて

 

とても手厚いので、

 

そのためにコロラドに引っ越してくる人もいるくらい。

 

 

なんだか長くなってしまいましたが

 

ふと2年前を思い出して

 

みんなのために犠牲になった

 

ケンドリック君のご冥福をお祈りします。

 


読んでいただいてありがとうございます。

 

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