最終回 ポリヴェーガル理論から読み解くADHDと自閉スペクトラム11 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

 

私がブログを通して、日本の皆様へ伝えたい!
と思ったきっかけとなった

目からウロコが落ちる
自閉症スペクトラムや発達に凸凹があるお子さんへの接し方について
説明している記事を

「子ともに寄り添う育て方」

「私の師匠」

「私の体験記」という

3テーマにまとめました。


私の根本はここですので、
ぜひ、このテーマの記事を読んでいただきたいです。
*********************

 

今日は

ポリヴェーガル理論から読み解くADHDと自閉スペクトラム

のシリーズの最終回です。

 

長い間お付き合いいただきありがとうございます。

 

 

 

 

スティーブン

 


先生が

 

あらかじめ机の上に

 

本を置いて

 

準備しておくことはできますかね?

 

そして、

ソワソワし始めた生徒に

 

「今 動く必要がありますね。」

 

と言うのではなく、

 

「ここにある本を

 

xx教室に持っていってくれませんか。」

 

という言い方を

 

してあげるのがいいと思います。

 

そうすることで、

 

生徒は先生の役に経っている

 

というプライドと、

 

目的意識を持ちながら 

 

体を動かすことができます。



モナ


そうですね。

 

自分が

 

人の手助けをして

 

役に立っている、

 

と感じられ、

 

自分に何か問題があるのだ、

 

という風に感じないように

 

生徒をサポートできるのが

 

一番理想的ですね。

 


今の 

 

評価やテストの結果を重んじる

 

医療システムや

 

教育システムだと、

 

さまざまな特性を持った

 

ニューロダイバース*

 

な子供たちは、

 

それが何か悪いこと、

 

問題があること 

 

だと感じてしまいます。 

 

 

他の人と違う特性を持つことは

 

決して悪いことではないし、

 

問題でもありません。

 

 

そして子供たちは

 

自分で望んで

 

そういった特性を

 

持っているわけではないのです。


ニューロダイバーシティ*

 

にレッテルと貼ったり、

 

特性の違いから生じる

 

自然な行動をとる子供たちを

 

罰したりするのではなく、

 

ニューロダイバーシティを

 

褒めたたえて

 

お祝いすることを

 

もっと議論することが必要です。



*ニューロダイバーシティ:

 

神経多様性あるいは脳の多様性とも訳される。

脳や神経の在り方には、

人それぞれに違いがあり、

自閉スペクトラムなどの発達障害が

“病気”や“欠陥”ではなく、

人間の多様性の一つとして

尊重されるべきであるとする考え方
 

 

かなり長くなってしまったポリヴェーガル理論シリーズですが、

どうでしたか?

 

私にとっては

自分が感じていた

いわゆる「問題児」と呼ばれてしまう

子供たちへの

教育だけでなく

社会全体の認識や

対応の仕方への違和感が

やっと理論的に 科学的に

説明された感じで

とても納得がいきました。

 

この理論が

もっと一般的なものになれば

生きやすくなる人が

どんどん増えていくと思えたので

 

まずはブログを通して

日本のみなさんにも

シェアしたいと思いました。

 

少しでも皆さんのさんこうになればうれしいです。

 

読んでいただいてありがとうございます。

 
応援してくれる方はこちらの2つをクリックしていただけると嬉しいです。 ランキングが表示された後に出る一覧からまた私のブログのリンクをクリックしてくれたりしたら ものすごーく喜びます。


自閉症児育児ランキング

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村