ポリヴェーガル理論から読み解くADHDと自閉スペクトラム | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
親も子どももハッピーになれる目からウロコの考え方や
発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
お子さんが驚くほど変わる接し方や親の心の持ち方など
私が知る限りの情報をお伝えします

私がブログを通して、日本の皆様へ伝えたい!
と思ったきっかけとなった

目からウロコが落ちる
自閉症スペクトラムや発達に凸凹があるお子さんへの接し方について
説明している記事を

「子ともに寄り添う育て方」

「私の師匠」

「私の体験記」という

3テーマにまとめました。


私の根本はここですので、
ぜひ、このテーマの記事を読んでいただきたいです。
*********************

 

今日はBright and Quirky Online Summitから

私の大好きな

 

Dr.Stephen Porgesと

 

Dr.Mona Delahookeの

 

インタビューの内容をまとめたものをシェアします。
 

https://brightandquirky.com/how-teachers-can-help-students-with-challenging-behaviors-with-drs-porges-and-delahooke/

 


Dr.Stephen Porgesは 

 

Polyvagal theory(ポリヴェーガル理論)

 

を発表した、

 

めっちゃめちゃ有名な大御所博士です。

 

アマゾンの日本語の著者紹介を見てください。

 

すごい経歴と肩書ですね。びっくり


「ポージェス,ステファン・W.
イリノイ大学名誉教授、メリーランド大学名誉教授、ノースカロライナ大学精神医学教授を歴任。インディアナ大学付属キンゼー研究所トラウマ研究センター所長。インディアナ大学名誉研究者(Distinguished University Scientist)。心理生理学学会会長、行動脳科学学会連盟会長を務め、国立精神衛生科学研究開発賞受賞。麻酔学、生物医学工学、救命救急医学、人間工学、運動生理学、老年学、神経学、神経科学、産科学、小児医学、精神医学、心理学、心理測定学、宇宙医学、薬物乱用などの分野で、250本以上の論文が査読を経て発表されている」引用終わり

 

 

 

 

とにかくすごい人なんですが、

 

もうねー、

 

すんごいかわいいおっちゃんなのー。


本当に 

 

自分の発表した理論で

 

人を助けたいと思っているのがもう駄々洩れで、

 

とーっても頭がいいだろうに、

 

分かりやすーく丁寧に説明してくれて、 

 

私 個人的に大好きなんです。

 

ご自身のお子さんもお二人

 

定型発達の枠からはみ出ているそうで、

 

お父さんとして

 

机上だけの理論ではなく

 

経験からの視点も持ち合わせています。


近い将来絶対 

 

個人的にインタビューさせてもらおう!と

 

思っているので 

 

楽しみにしていてください。真顔

 

 

 

Dr.Mona Delahooke


彼女もBeyond Behaviorsという

 

有名な本の著者で、

 

児童心理学者として30年以上

 

ファミリーサポートをしている大御所です。

 

彼女もとても熱心に

 

誤解されがちな子供たちを

 

ヘルプするための活動を続けています。

 

残念ながらBeyond Behaviorsの

 

日本語訳はまだないようです。

 

 



このお二人が、

 

ADHDや自閉スペクトラムの子供に対して

 

どういった学校教育が必要か

 

ということについて語ってくださいました。

 

 

今までの教育の概念を

 

ぶっ壊す理論ですし、

 

めちゃくちゃ説得力があります。

 

目からウロコを落とす

 

準備しといてくださいねー。笑

 

 

インタビューアー

一般的に学校の先生は、

 

ADHDや自閉スペクトラムの生徒の

 

不安感、癇癪、パニック、じっと座っていられない、

 

何かをすることを拒否する、

 

学校への行き渋りなどに対する

 

トレーニングをほとんど受けていないことが多いですね。



モナ

そうですね。

 

まずは、

 

私たちから見ると

 

問題行動をとっているように映る子供が、

 

実は

 

生き延びるために

 

本能的に

 

こういった行動を取らざるを得ない

 

状況下にある場合がある、

 

ということを理解しなければなりません。


子供が意図的に

 

どこまで大人を

 

コントロールすることができるのか試したり、

 

自分に注目してもらいたかったり、

 

何かをやらないで済むようにしようとして

 

行動している時と、

 

生き延びるために

 

本能的な反射である

 

行動を取っている時があります。



問題なのは、

 

一般的な教育システムでは、

 

行動技術のレンズを通して

 

子供の行動を見ているということです。

 

 

行動技術では、

 

子供の問題行動は、

 

意図的なものである、

 

という考えが基礎になっているため、

 

子供の行動を治す、

 

矯正する、

 

ということに重点が置かれてしまう、

 

ということです。



そうではなく、

 

別のレンズを通して

 

子供の行動を見る必要があります。

 

 

それは、

 

問題行動を

 

どうやったらなくすことができるのか

 

という視点で見るのではなく、

 

子供の行動を

 

よく観察することで、

 

子供の神経系*が

 

今何を必要としているのかを

 

知るための手がかりにする、

 

という考え方です。

 

 

子供のとる行動は、

 

すべて 

 

子供たちの脳や神経や体の状態を

 

理解するための

 

取扱説明書のようなものなのです。

 

 

そして、

 

それこそが

 

子供の行動を理解するための秘訣です。


スティーブン ポージス博士の理論である、

 

ニューロセプションと呼ばれる、

 

人間が無意識化で行う

 

自身が危険な状態に

 

置かれているか否かを判断する機能が、

 

人の行動を理解するための

 

重要な鍵になります。 

 

問題行動だとみなされる

 

子供の行為は、

 

実は

 

生存本能から来る

 

無意識化で取られる

 

反射的な対応なのです。

*神経系
ウィキペディアより抜粋
「神経系(しんけいけい、英: nervous system)とは、主に神経細胞(ニューロン)の連鎖によって作られる神経を通して、外部の情報の伝達と処理を行う動物の器官」

 

続きはこちら。

 

 

いつもゲーム三昧の息子が

 

えらい久しぶりに一生懸命絵を描いていて、

 

6時間もかけてこれを描いたそうで。

 

呪術廻戦のキャラだそうです。

 

 

私の手の影がばっちり見えちゃってるのは無視してください。。。

 

宿題がやりたくなくて

 

これに逃げていた模様です。

滝汗

かなり前から呪術廻戦が面白から見てみろって

 

息子から言われているんですけれど、

 

面白すぎて絶対にハマりまくる自信があるので

 

まだ怖くて見ていません。

 

進撃の巨人も鬼滅の刃も

 

One Pieceもハイキューも

 

息子がハマったアニメはもれなく

 

私もどハマりするので。。。

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

 

応援してくれる方はこちらの2つをクリックしていただけると嬉しいです。 ランキングが表示された後に出る一覧からまた私のブログのリンクをクリックしてくれたりしたら ものすごーく喜びます。

 


自閉症児育児ランキング

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村