こんにちは!
私がブログを通して、日本の皆様へ伝えたい!
と思ったきっかけとなった
目からウロコが落ちる
自閉症スペクトラムや発達に凸凹があるお子さんへの接し方について
説明している記事を
「私の体験記」という
3テーマにまとめました。
私の根本はここですので、
ぜひ、このテーマの記事を読んでいただきたいです。
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今日もこちらのテーマのシリーズの続きです。↓
自閉スペクトラムの「燃え尽き症候群」
自閉スペクトラムの人は、
自分たちの心や体に
合っていない世界で生きています。
感覚刺激に対するフィルターが
ほとんどないために、
過剰な感覚的刺激に
いつもさらされています。
光、モーターなどの音、
電磁波、化学物質、
匂いなどの情報が
フィルターを通さずに
生のままで
どんどん入ってきてしまいます。
そして、
脳はそういう風に
フィルターなしに入ってきてしまう
情報を処理しなければなりません。
特に
人工的に作られたものからの
感覚情報に対処するのが苦手です。
逆に自然が多い環境にいる時は、
ずっと穏やかに過ごせます。
自閉スペクトラムの人は
一日中
周りとうまくやれるようにと
マスキングしています。
人工的な感覚刺激による攻撃にも
耐えなければならず、
その上に
何かストレスになることが起こった時、
自分なりに
自分を落ち着かせるやり方があっても、
それをやると
変な目で見られるのが怖くて、
それすらも抑制しています。
生きるだけでも大変なのに、
自分ができないことを
やることを常に周りに期待され、
自分なりのやり方で
ストレスに対処することも
できないわけです。
こういう生き方は
大きな犠牲を伴います。
毎日毎日
ストレスが
少しずつ蓄積されて行き、
それが何か月も、
何年も続いていくうちに、
心身への大きなダメージとなります。
そうなると
生き延びるために
体はいろいろな機能を
シャットダウンし始めます。
このシャットダウンの状態
はうつ病だと思われがちなのですが、
本当は
これは自閉スペクトラムの
「燃え尽き症候群」です。
この自閉スペクトラムの
燃え尽き症候群については
ほとんど知られていないので、
通常、
うつ病と診断されてしまいます。
そして、
抗うつ薬を処方されますが、
実際にはうつ病ではないので
抗うつ薬は効果がありません。
そうすると
処方される薬の量が増え、
そこから
抗うつ薬の中毒に
つながることがあります。
また、
抗うつ薬が効かないことが原因で、
慢性的な不安感を持つようになり、
そこから
本当にうつ病になってしまうのです。
次回はキーランさんからのアドバイスです。
続きます。
読んでいただいてありがとうございます。
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