うんち問題 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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こんにちは!

 

余震が怖くて心がざわついた時の対処法について記事を書きました。

必要な方に届きますように。

 

 

 

 

今日も本題の前に過去記事を貼っておきます。 よかったら読んでみてください。

 

 

 

 

今日はうんち問題についての Autism Parenting Magazineの記事を紹介します。

 

 

うんち問題

 

夜遅く、

 

もう寝ようかなー?と思って 

 

最後に子供部屋に行って 

 

子供が寝ているのを確認したら、

 

 

 

子供が部屋中にうんちをなすりつけて、

 

子供自身もうんちまみれだった。。。うんち叫び

 

 

というのを想像してみてください。滝汗

 

 

うんちで遊んでしまう子供たちの中には、

 

他の人の前でも、

 

学校で家を離れているときや

 

親戚を訪ねているときにもやってしまう子供もいます。

 

 

こういった行動は

 

親にとっては本当に腹立たしいものです。

 

 

心理的ダメージはもちろん、

 

衛生面でも、

 

病気になったり

 

病気を広めたりするなどの

 

健康面の懸念もあります。

 

 

他人に迷惑をかけることで、

 

社会的ストレスになったり

 

人間関係に影響が出たり、

 

日常生活にも影響が出てきます。 

 

 

他の人が関わってくると

 

親にとっては恥ずかしいことに

 

なることもあります。

 

誰にも助けを求められない親にとって、

 

うんち問題は本当に深刻で、

 

大きなストレスとなる問題です。


 

自閉症児にはよくある問題なのですが、

 

この問題について、

 

そういった行動が発生する頻度、原因、

 

そしてどうしたらいいのかについての

 

研究はほとんどありません。

 

 

うんち問題には 

 

異食症(うんちを食べる)、

 

肛門へ指をを突っ込む、

 

うんちを使った性的行動、

 

うんちで遊んだり

 

周りになすりつける行動など、

 

様々なものがあります。 

 

こういった行動は

 

自閉症の子供によくある

 

腸関連の問題行動として報告されています。

 

この記事では、

 

うんち問題について

 

報告されている理由と、

 

親が自宅でできることに焦点を当てています。

 

 

なぜ弄便(ろうべん うんちをいじったりなすりつけたりする行為)が起こるのですか?

 

 

基本的な理由は3つあります。

 

 医学的問題

 

 感覚の課題

 

 行動要因

 

さらに、研究では、

 

性別、知的障害の存在、​​

 

胃腸の症状、

 

および併存する精神病理学上の問題が

 

うんち問題の

 

重要な予測因子であることがわかっています。

 

これらの所見が

 

特に弄便に関連しているかどうかは、

 

今後数年間で

 

研究が進展するにつれて分かってくると思います。

 

 

医学的問題

 

 

うんち問題の原因になりうる

 

医学的問題には、

 

便秘または下痢、

 

胃腸の問題、

 

腹部または全身の痛みがあります。

 

 

感覚の問題

 

 感覚過敏(Sensory Over Responsivenss) :

 

触覚過敏、嗅覚過敏、口腔過敏など

 

 

感覚鈍麻(Sensory Under Responsiveness):

 

子供が何かを感じたり

 

においを嗅いだりするのに、

 

多くのインプットが必要

 

 

内受容感覚(Interoception)の未発達:

 

トイレに行きたいという

 

内的な感覚を感じることがむずかしい


 

子供がトイレで

 

排便することに伴う特定の感覚

 

(トイレの音や換気扇の音、

 

トイレットペーパーで拭く感覚、

 

トイレの電気など)

 

に過敏に反応している場合は、

 

トイレで排便することを避けるようになります。

 

 

逆に感覚鈍麻の場合は、

 

気持ちを落ち着けるために

 

たくさんの感覚刺激が必要なため、

 

うんちを触った時の

 

手の感覚をもっと感じたかったり、

 

もっとよくにおいを嗅ぐために、

 

うんちを手に持って嗅ぎたい場合もあります。

 

 

自閉症スペクトラムの子供の

 

約86%に感覚障害が見られます。

 

そのため自閉症スペクトラムの子供たちが

 

うんち問題を引き起こしやすい要因にもなっています。

 

 

行動要因

 

 

弄便は行動で、

 

行動にはすべて意味があります。

 

どんな行動でも、

 

それが何らかの形で

 

子供のニーズを満たしたり、

 

コミュニケーションの手段になったりしています。

 

 

たまたま不注意や

 

偶然に行ったことが発端となって、

 

なんらかの理由で

 

その行動が強化されてしまうケースが非常に多いです。

 

たまたま弄便をした時の

 

周りの反応が面白かったり、

 

自分に注意を向けてくれることが

 

嬉しかったり、

 

寝るときや学校へいくなど、

 

やりたくないことを

 

先延ばしにしたり

 

避けたりするためかもしれません。

 

子供は不安に感じたり、

 

自分に注意を向けてほしかったり、

 

どこかが痛かったりすることを

 

うまく伝えられなくて、

 

伝える手段として

 

問題行動をとることがあります。

 

 

続きます

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

 

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