こんにちは!
今日も本題の前に過去記事を貼っておきます。よかったら読んでみてください。
今日はちょっと素敵な記事を読んだのでご紹介しますね。
Autism Support Networkという組織が発行しているメルマガに載っていたあるお母さんからの投稿です。
封筒に込められた優しさ
それはごくありふれた学期末の日のことでした。
私はいつも学期末にするように、
息子のリュックの中をチェックしていました。
すると リュックの隅っこに
小さな白いしわくちゃな封筒を見つけました。
取り出して見てみると、封筒には
Vくんへ
Rより
Vくんが使うためのストローが入っています。
と書かれています。
それを見たとたん、
私は涙で目がぼやけて、
何も見えなくなってしまいました。
Rくんがいったい誰なのか知りません。
でもRくんが封筒の中に他のどんなものでもなく、
ストローを入れて息子に渡してくれたことが、
私にとってどれだけ意味のあることか。。。
事情を知らない人にはばかげているように見えるかもしれませんが、
私の家では、ストローは最も大事で手放せないものです。
ストローを持たずに外出することは考えられません。
私のバッグにはいつも大量のストローが入れてあり、
万が一ストローを忘れてきてしまったら、
何をおいてもまず先にストローを買いに走ります。
息子はストローが何より好きなんです。
ですから、この 私の知らない息子のクラスメートが
9歳の息子にストローをプレゼントしようと考えてくれた優しさに
涙が溢れてきたのです。
封筒を開けると、
きちんと折りたたまれた紙が転がり落ちてきました。
その紙は小さな封筒にぴったり収まるように
きれいに折りたたまれていました。
紙を拾って開きながら、いろいろなことを想像しました。
この子は誰なんだろう?
どうして息子にこんな手紙をくれたんだろう?
なんて書いてあるんだろう?
でも、封筒に書いてあった言葉からして、
きっと私を笑顔にしてくれる内容だろうと想像がつきました。
その手紙は本当に私の息子Vに宛てられたものでした。
学校がクリスマス休暇に入る前に渡してくれたようですが、
学期末のゴタゴタにまぎれて
リュックの隅っこに押しやられて忘れられてしまっていたようです。
手紙はとても短くて、
今度一緒に遊びたいかどうかとか、
Vくんはクリスマス休暇中になにをする予定なのかとか、
そういった質問が5行書いてありました。
でも そのたった5行には、
私の心をほんわかと暖めるのに充分の愛情が感じられました。
この5行とストローには、
「ぼくはVくんをちゃんと見ているよ。」
「ぼくはVくんがいつも1人でいることを知っているよ。
そしてぼくはVくんの友達になりたいよ。」
「自閉症であるということを含めて、そのままのVくんで大丈夫だよ」
「Vくんが連絡できないならぼくから連絡するから大丈夫だよ」
「みんなと同じじゃなくても大丈夫だよ」
というメッセージが込められていると感じました。
この優しさに包まれた手紙は、
人の心を暖めるのに必要なのは
たくさんの言葉ではなくて、
Rくんのような優しい心だけで
充分なんだと教えてくれました。
そう思って私はまた少し微笑みました。
喜びを届けてくれた小さな白い封筒を見つめながら。。。
読んでいただいてありがとうございます!
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