キレない子になるために1歳までにやって欲しいこと その2(1歳すぎでも大丈夫!) | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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こんにちは!

 

昨日の記事の続きです。

 

 

生後5ヶ月までに脳幹の橋(きょう)という部分がきちんと発達することが大切だということを昨日の記事で書きました。

 

生後6−12ヶ月は、中脳が発達する時期です。

中脳はハイハイをすることで発達するんだそうです。

 

中脳の主な役割は

 

ー集中力

ー物事をオーガナイズしたり、優先順位をつける能力

ー受ける刺激(音、光、接触など)をフィルターにかける

ーバランス

ー触覚

ー固有感覚(体の各部の位置や動き、力に関する感覚)

ー読み書き

ー一つのことから次のことへの移行をスムーズにできる

ー聴覚

ー排尿や排便のコントロール

ー睡眠、血圧、食欲、体温などの調整

 

などがあります。

 

そして中脳が未発達のまま成長すると出てくる主な行動は

 

ー触覚過敏 (服のタグが我慢できない、靴下の縫い目が気になる、パンツのゴムが我慢できないなど)

ーなんでも触らないと気がすまない

ーじっと座っていられない

ー注意力散漫

ー物事に優先順位がつけられない

ーそっと触られるのを嫌がる

ー満腹感がない

ーひとつのことから次のことに移行できない

ーひとつの思考にとらわれて前に進めない

ー滑舌が悪い

ーバランス感覚がない

ー読解能力が未発達

ー鉛筆を使って紙に書くことが難しい

ー思ったことを書き記すことが難しい

ー排尿、排便に問題がある(トイレトレーニングがなかなかできない、おねしょが治らないなど)

ー睡眠、血圧、食欲、体温などの調整が難しい

ー聴覚が未発達(似たような音を識別できないなど)

ー入ってくる刺激(光、音、接触など)に優先順位をつけたりフィルターにかけることが難しい

 

などです。

 

発達障害と結び付けられる事柄がほとんどですよね。

 

実は私はハイハイをすっ飛ばしてつかまり立ちに移行したそうで、そうやって本来通る道をすっ飛ばすと、いろいろと順番に発達していかなければならない事柄が置いてきぼりになるので 良くないそうです。

そういえば 私 ずっとぽっちゃりしていたし(満腹感の欠如??)、小学校5年生までおねしょしてました。てへぺろ ハイハイしなかったからかなあ???

 

本当は1歳までに床をはったりハイハイをすることで正常に発達するべきところが未発達のまま成長してしまうことが、大人になってからも理性のコントロールができなかったり、キレやすい人、不安障害やパニック障害、自閉症スペクトラム、ADHDなどの生きにくさに繋がっているということです。

 

それでは1歳までに橋や中脳が正常に発達できなかった私のような人に希望がないのかというと。。。

 

大丈夫!

 

脳の「神経可塑性 = neuroplasiticity(ニューロプラスティシティ)」といって、脳はいくつになっても変われることが分かってきています!

 

そして今私が受けているトレーニングでは、多動やADHD,自閉症スペクトラムの子供やその家族が家庭でできるエクササイズで、この橋と中脳の発達を促進させるプログラムです。子供たちや親たちがどんどん変わっていって、子供との暮らしが苦痛ではなく楽しめるようになって行くのをたくさん目にしています。(オンラインで)

 

トレーニング終わったらもっとたくさんシェアしたいと思います。

 

何か質問とかあれば、メッセージでもコメントでも残してください。

 

読んでいただいてありがとうございます。


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