私の体験記 Aくん 7歳男児 その2 | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

子どもの気持ちに寄り添いながら
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発達障害特有の生きづらさを改善するためのシンプルなエクササイズ
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私が知る限りの情報をお伝えします

こんにちは!

 

今日もAくんのおうちに4時間行ってきました!

 

Aくん 3ヶ月前とは全然違う!

私を見たとたんにケタケタと笑いが止まらない! 今日は最初っからニッコニコ。

 

以前は私に触るようになるまでに1時間くらいかかったんだけど、最近はもうドしょっぱつからグイグイ来てくれます。

 

面白いのは 私が来ても お母さんが支度を終えて出ていくまではソワソワしていること。で、お母さんが出ていくと 

 

まるで

 

「やっと二人きりになれたねぇ。。。」(By 志村けん。。。大好きでした。涙)

みたく 本領を発揮してくるんです。爆

 

今日はまずはひとしきりくすぐらさせられました。 Aくんは 耳をくすぐられるのが大好きです。

めっちゃめちゃノリノリなので Tickle earsと言ってもらうように仕向けます。 Ear! はほぼ毎回言ってくれるようになりました。  Tickle ear.  は2−3回言ってくれたかな? 

ちょっと難しいのが、Aくんは 言われたことをリピートすることに慣れているみたいなんですが、最後に言われた言葉をオウム返しにすることが多いので、 Tickle ear と言ってね と言うと どうしても最後のEarだけをリピートしがちなところです。 

 

でも、いろいろあの手この手でチャレンジすることを私が楽しむのがコツなので、うまくいかなくてもぜーんぜんOK!

 

こういう力の抜き方をするのが一番の近道なんだということに気づきました。 こっちが「こう言わせたい!と強くまじめに思っていて、言ってくれないことにがっかりしてしまうと、それはちゃーんと相手には見えないプレッシャーとして伝わっています。 でも こっちも楽しみながらいろいろとチャレンジしていると、相手も気が楽なので 本来の力が出やすいんだと思います。

 

Aくんは最近めっきりソファーに座らなくなりました。前はほとんどずっとソファーにどっかりと座り込んで手の中でおもちゃをくるくる回していたんですが、最近はすごく自分の体を感じたいという欲求があるようで、セラピーボールの上に乗って弾んだり、部屋の中やベランダを歩き回ったりすることがすごく多くなりました。

 

今日の目玉は 「アルキメデスごっこ」(私が命名)

 

台所のシンクでコップに水を入れ、その中におもちゃをドボーン! で、水がドバーッっと溢れて Aくんのシャツとシャツのそではびちょびちょ。床もびちょびちょ。 それを何度も何度も楽しそうにやっていました。

 

自分の家なら床にバスタオルかなんか敷いたと思うんですけど、どこにあるか知らないのでペーパータオルを何枚か使ってそのたびに拭いては絞り、拭いては絞りしました。 シャツは着替えさせても良かったんですけど、どうせまたやったら濡れるからそのまま。笑 でも暖房も効いていたしコロラドは乾燥しているので乾きました!

 

きっと アルキメデスがお風呂でアルキメデスの原理(アルキメデスが発見した物理学の法則。「流体(液体や気体)中の物体は、その物体が押しのけている流体の重さ(重量)と同じ大きさで上向きの浮力を受ける」というもの)を発見したときのように 物理のお勉強をしているのだと思うと なんか見ていて頼もしかったです。合格

 

そしてずーっと私と一緒に何かをしようとしてくれます。私の手をとって一緒に移動させたり、私が座ると膝の上に乗ってきたり、私に抱きつきながらセラピーボールで弾んだり。なんかとっても懐いてくれて、すごく嬉しいです。

 

ちょっと前までと比べて笑顔がすごーく増えて、その笑顔も自然なものになっています。 ケタケタとよく笑うようになったし。 なんていうか、Aくんの本当の感情が見えるようになってきました。

 

 

Aくんの中で何かが変わっていっている。何かが繋がってきている、という感じがします。

 

 

読んでいただいてありがとうございます。


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