昨日の記事の補足 NeedとWantの違い | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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こんにちは。

 

昨日の記事 「子供の赤信号はゆるぎない絆を作り上げる絶好のチャンス!!」が分かりにくかったかもしれないなー、と思いますので、もう少し説明を補足しようと思います。

 

https://ameblo.jp/wakakohashimotowheelock/entry-12632246295.html

 

 

基本理念その1の記事でも書きましたが、一番大切なポイントは

何よりも先に、こちらが子供の今住んでいる自閉症スペクトラムの世界を全肯定して、偏見のない目でその子の世界に興味を持ち、一緒にその世界を体験したいと願い、全身全霊でその世界を共有させてもらおうとすること  です。

 

https://ameblo.jp/wakakohashimotowheelock/entry-12631358836.html

 

 

ということは、今現在のお子さんの状態を全肯定するわけです。 今の状態が100点満点なわけですね。

だから、例えばお子さんがずっと赤信号の状態にいてこちらを少しも見てくれない。 ここが100点満点なんです。

 

これは、諦めることとイコールではありません。

 

私の目を見て欲しいな、一緒に会話を楽しめるようになれるといいな、お友達ができるといいな、などなどなどなど、こうなって欲しいな、という希望を持つことはとても大切です。(この希望との最善の付き合い方のことも、また別記事にしたいと思います。)

 

ただ、お子さんがその私達のもつ希望通りにならなかった場合に、がっかりしてしまう。

 

それがいけないんですね。

 

がっかりしてしまう ということは、自分の幸せ感、満足感を お子さんの状態に頼ってしまっている、ということになります。

 

これは 英語では Need と Want の違いになります。微妙なニュアンスの違いなんですが、実は大きな違いがあります。

 

Needは こうならないと困るから、そうしておかないといけない。これがないと目的の達成ができない。

Wantは こうならないと困るわけじゃないけど、そうしたい。

もっと言えば

Needは マイナス要素が根本になっています。

Wantは プラス要素が根本になっています。

 

なんかちょっと精神論とかスピリチュアルに聞こえちゃうかもしれないんですが、人の思考にはエネルギーがあります。人がいつもいつも考えていることって具現化しやすいんです。だからその人が日頃マイナス要素に注目しているのかプラス要素に注目しているのかってちょっとした違いなんですが、実は大きな違いを生みます。 

 

もしもお子さんが青信号状態から赤信号状態になったときにがっかりしてしまっている自分に気づいたら、ちょっと立ち止まって、ポジティブが無理だったら自分をニュートラルなところまで持っていってください。

 

赤信号状態に戻ったな、よーし、絆を強くするチャンス! と思うのがしんどかったら

赤信号状態に戻ったな、はい、じゃあ一緒に同じことしましょうね。 でオーケーです。

 

なかなか難しいんですが、補足になっているかな? お役に立てれば嬉しいです。

 

 

読んでいただいてありがとうございます!

 


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この記事は私が受けたサンライズプログラムのスタートアップ集中クラスで学んだことをベースにしていますが、あくまでも私個人がこのように受け止めたということです。 また、サンライズプログラムの講習を受けた後にも個人で独自に勉強した内容も多々含みますので、厳密にサンライスプログラムと同じとは言えません。ご了承願います。)