昨日と今日は長女の小学校はオープンスクールでした。つまりは自由参観。
私は今日の震災集会に行きたかったので、昨日は行きませんでした。
でも体育館に入ったら保護者は10名ほどしか来てなくて、ちょっと拍子抜け…
私は阪神淡路大震災のときは中学2年生だったので地元にいました。
被災者ではありません。だから自分が住んでいる街がどのような被害にあったのか知りたかったのです。
震災集会には当時の校長先生がいらして、お話をたくさん聞かせてくれました。
あげればきりがない惨状は想像しても想像がつかない…
昼間なのに灰や塵で空は真っ暗…
小学校に避難してきた人達は皆、無言…
2月になってすぐ授業を再開。
小学校の教室と体育館とグラウンドは避難所になっていたので、校区内に14ヶ所の青空教室…
教科書はなく、支援物資で届いた紙と鉛筆だけ。寒空の下…当時の子どもたちのことを思うと胸が締めつけられました。
当時の校長先生が最後に伝えてくれたこと。
「神戸の街は二度と戻らないと思った。しかし、みんなが我慢し耐えて頑張った。本当にすごいことだと思う。」
私には頑張ることをやめてしまった過去が何回もある…
神戸の人達が何年もかけて頑張っている最中に、私は気の抜けた高校生活を送っていたんだ…と思うと情けなくて恥ずかしくなりました。
震災から4年後に京都に進学しましたが、その当時の神戸はかなり復興が進んでいたと思います。
人間ってすごいな…そんな私も人間。
頑張ることをやめてはいけないんだと強く思った震災集会でした。
集会で児童が歌った「しあわせ運べるように」は阪神淡路大震災をもとに作られた歌で、長女も幼稚園のときから歌っている歌ですが、何度聴いても涙が出てきます。
被災者じゃない私が涙を流すなんて、なんだかおかしくも思いましたが、この気持ちを忘れないようにしたいです。
1分間の黙祷で震災集会は閉会。
1時間もない短い集会でしたが参加してよかったです。
強くなりたい、頑張りたい…
気持ちを新たに毎日を大切に過ごしていきたいです‼︎
わか