父の田舎は九州で

実家の宗教は日蓮宗でした。

父も祖父母も熱心な仏教徒で

私も仏教の本を読んだり、仏前にお茶など並べたり

大学は浄土真宗の短大で仏教を学びました。


しかし、何かいつも違うと思ってました。

仏教のいう救いが良く分からなかったのです。


私は遅くに結婚して

父母等から遠く離れた地に

暮らすことになりましたが

夫は結婚してからイライラしたり当たり散らすようになり

夜も夜中にいきなり蛍光灯のスタンドをつけて読書をしたりするので不眠症になり

段々鬱っぽくなりました。


その時にたまたま通ったキリスト教会に

(日曜学校 無料 10時から)と掲示板に、かいてありました


幼稚園はカトリックの幼稚園でしたが、ハッキリ言って

イエスさまが何をされたのか、

弟子は逃げたんだよね?くらいの知識しかなく聖書も読んだことはありませんでした。


ただ、クリスマス映画の

スクルージさんがでてくる

クリスマスキャロルは大好きで

何回も見ました。

映画タイタニックで沈没前に牧師さんが

「‭彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。

もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない。

最初のものは過ぎ去ったからである。」というセリフに号泣していました。


日曜学校にいくと、牧師さんになるために神学校に通ってる方が

たまたま、千葉からきていて

超初心者の私のために

聖書の勉強を、こどもさんに

見せる教材で教えてくれました


まず

キリスト教は全人類に対する

救いの宗教であること。


イエスさまは神さまの息子で

人類が犯した、また犯している罪を代わりに引き受けて

人間を罪から自由にして、

天国に入れるように、わざわざ

天から下って来てくださったこと。

そのために無実なのに十字架刑で自分の死をもって

人類の罪の代償を払ってくれたこと。


人は元々死なないように出来ていたのに、アダムとイブが蛇(サタン)にそそのかされ、

罪を犯したため、死が入り込んだこと。


イエスさまが神さまが遣わした救い主(メシア)と信じて

洗礼を受けるならば

それまでのその人の犯した罪はなくなり、新たな人生をいきられ、天国にいく事ができること


もし、罪を犯しても

心から悔い改め祈り、赦しの

パンをいただく儀式にいけば大丈夫なこと。


この世界はいずれは

終わること。そのとき

空から天使と共にイエスさまが来られること。

イエスさまを信じ結ばれた人は一緒に天に生きたまま上げられること。

既に亡くなったは方は

再び生き返り墓から出てきて

天にいけること。


このあたりをざっくりですが

習いました。(カトリックとプロテスタントでちょっと違いますが最初はプロテスタント教会でした)


そして実際に新約聖書や黙示録、旧約聖書の箴言などを読み

かなり衝撃を受け、私が中学生くらいから人は死んだらどうなるのか、の答えが一気に来たような気がしました。


予備の勉強はひと月くらいでしたが

すぐに洗礼を受けたい旨を話したら、

洗礼は一度うけたら、消せないので慎重に考えていてください、少なくても将来に棄教だけはしないように1年近くは毎週教会に来て礼拝と聖書の勉強もしてくださいと

言われました。


そのあとは

どこの教会に行かれてもよいですよ、と言われました。