気になるあいつ ~ぷ・れ・ぜ・ん・と~ ③ | アルピーな日々

アルピーな日々

アルコ&ピース(平子祐希.酒井健太)2人のことや日常のことを書いてます。

「ダメかな…オレじゃ…」

 

 

「べ、別に…そんなんじゃ…急に…」

 

 

「ご、ごめん…急じゃ困るよな~

 

 

いいよ、ちゃんと送って帰ってやっから~」

 

 

電話でタクシーを呼ぶ祐希

 

 

「ごめんな、今日は無理言って 

 

 

買物つき合わせて…いいもの選んでくれてありがと~な

 

 

お前のも…買わないといけないな…

 

 

なんが、いいかなぁ~」

 

 

「ごめん…」

 

 

「ん、どうした…?」

 

 

「せっかく…誘ってくれたのに…」

 

 

「仕方ないって、急じゃ誰だって困るもんな~気にすんなって~」

 

 

タクシーが来た

 

 

乗り込む二人

 

 

「いいよ、平子さんの行きたいとこで…」

 

 

「え、じ、じゃ~」

 

 

車はホテルの前に止まった

 

 

フロントでカギをもらい部屋に案内された

 

 

祐希は荷物を置いて

 

 

コートを脱いで

 

 

ベッドにダイブした

 

 

「あ~~~あったけぇ~」

 

 

その様子を見て笑っちゃう健太

 

 

「マジ、このまま寝てぇ~」

 

 

少しお酒も入っていた祐希は

 

 

ホントにそのまま寝入ってしまった

 

 

「マジ~寝るのはぇ~」

 

 

仕方なく健太はシャワーを浴びて

 

 

テレビ見て、ゲームして、スマホして

 

 

さすがに眠くなったので

 

 

ソファーで眠ってしまった

 

 

しばらくすると

 

 

祐希がふと目を覚ました

 

 

「あれ…寝てた…」

 

 

まわりを見ると

 

 

ソファーに健太が寝ていた

 

 

それに気づいた祐希は

 

 

健太を起こさない様に抱えて

 

 

ベッドに寝かせた

 

 

健太の寝顔を見ながら

 

 

「ごめんな、オレが誘ったのにオレが先に寝ちまって」

 

 

祐希は健太の頬を触りながら

 

 

「せっかくの時間、無駄にしちまったなぁ…」

 

 

そのまま軽いキスをする…

 

 

祐希はその間

 

 

シャワーを浴びたり、映画を見たり、していた

 

 

早朝祐希はどこかに電話をしていた

 

 

そこへ

 

 

健太が目を覚ました

 

 

「起きたか、健太」

 

 

「平子さん…もう起きての?」

 

 

「昨日はごめんな、オレが誘ったのに 先に寝ちゃって~」

 

 

「オレも疲れてるって思ったから、あえて起こさなかった。

 

 

あれ、でも俺…ソファーに寝てたよな…?」

 

 

「オレがベッド占領してたから、寝れなかったんだろ~

 

 

だからさ起きてお前を抱えてベッドに寝かせた」

 

 

「そ~なんだ…」

 

 

「でも、せっかく一緒にいれたのに

 

 

寝るだけで終わりって、ど~も納得いかんなぁ~」

 

 

「仕方ないってそれは」

 

 

「だからさぁ~今日一日、一緒にどっか出かけよっかって思って」

 

 

「でも、今日の仕事は?」

 

 

「それなら大丈夫!ちゃんとマネージャーに連絡して調整してもらったから」

 

 

「えぇ~大丈夫なのかよ?!」

 

 

「そんなん簡単に調整なんかできんのか?」

 

 

「今回はうまく出来ました!」

 

 

「もぅ~勝手なことすんなよなぁ~」

 

 

「その事はホント、ごめん。

 

 

でも、オレのせいで時間を無駄にしちまったから…

 

 

それのおわびってゆーかさ

 

 

オレが納得出来ないからさ…

 

 

今日こそは健太に楽しんでもらえたらなって、思っただけで…」

 

 

「平子さん…」

 

 

祐希は健太の側に行き

 

 

優しく抱きしめた

 

 

「オレのわがままで、嫌な思いさせて…ごめんな…」

 

 

「…」

 

 

「こんなんだから…嫌われるんだろうなぁ…」