メリークリスマス!

 

ささやかに家族だけでパーティー音譜

娘がケーキを食べて

「やっと、クリスマスを感じれたよ。」

と、言った。

 

主人と私も、少し緊張感から解き放たれた。

 

昨日、私は病院の予約日で行ってきた。

特定健診の結果が15日に出た。

直ぐに病院へ行くように。

詳しい検査結果が分かったら、電話をするので教えて欲しいと言われた。

それから度々連絡を入れますと言われた。

主人と私は、気落ちしてしまい、、、

そう、私が病気になったらどうもこうも無い。

娘の介護ができる人はいなくなる。

姑と主人の世話をする人もいなくなる。

娘は、ちゃんとできるわけではないが、、、エプロンを付けて、

前よりは頑張って、家事を一緒にする時間が増えた。

そのためか、疲れてしまうのか、夜寝る時間が早くなり、

夜中に起きてグズグズ言うこともなくなった。

 

今年に入ってからの私は、

喘息の出る回数が増え、夜中は深く咳込むことが増え死ぬのかなと思うときがあった。

そして、体の強い倦怠感、、、体が重くて動きだせれない日が増えた。

これは年のせいで、どこそこの機能が低下しているのだろう、、、。

一番怖いのは肝臓の病気、腎臓の病気、膵臓の病気、、、。

 

行く病院は、12年前に胆石がいっぱい詰まり胆嚢の摘出手術をした病院に決めた。

健診の時に看護師と保健婦からも、その病院なら大丈夫と言われたのもある。

パソコンで病院検索しても出てきた。

 

安心した気持ちで行った。

病院は、倍以上に広く大きくなっていた。

思い出しながら玄関に向かい、消毒と検温。

受付に向かい、手続き。

内科を案内され、リーフ(診察券)をケースに入れた。

事前に電話で看護師に事情を話してあったので、

呼んで名前を告げ検査のことを言った。

が、、、、、電話に出た看護師は不在、、、その時の事情は伝えられていなかった。

静かな待合所で事情をもう一度話さなければならなくなった。

看護師は一人の患者だけにそういうことはできないと、やや大きめな声で言われた。

私は、すかさず

「だったら、予約時間一時間前に来ませんでした。

 事前に電話をして医師の指示を仰げば出来るので来てくださいと言われたので

 来たんです。娘を介護していて、診察時間を長くかかるわけにいかないんです。

 血液検査は一時間あれば結果が出ますので予約時間には間に合います。

 そうすれば、少しでも早く帰れますと言ってくれたんです。」

そう言ったら、看護師は柔らかい表情になり

「少しお待ちください、伝えてきますので、特定健診の結果表をお持ちなら渡していただけますか。」

渡したら、診察室に入って行ってくれた。

5分ほどして、出てきて検査室へ案内してくれた。

一回で採血できたので良かった。

待合室は、間を空けて座らなければならないので、

空いている所に座った。

 

静でジーっと座って待っていると言うのは、、、眠気が襲ってくる。

鞄をひざに載せてコートを上に載せて両手で抱えるようにして下を向き目をつぶった。

少し経ってから、きつい香水の匂いがして目を開けて見た。

上から下までピンク色のニットスーツを着た小奇麗にしているおばあさんが立っていた。

私の左横に座った。

(おいおい、、、間を空けて座ってよ。、、、、、おー、ふわふわしたニットの毛が、、、、苦手じゃ~、、、

 二重マスクしていても、、、我慢できない。じっと座っていない、落ち着きのないおばあさんだ。

 あっ、立って向こうの血圧を測っている人に声を掛けてる、、、今のうちに席を移動しよう。)

席を立って、だいぶ離れた席に移動したが、、、まだ匂ってくる香水、、、少し気持ち悪い、、、

おばあさんの鼻はポンコツになっているのだろうか?

戻って来て、今度は男性の隣に座った。

男性は

「あのう、離れて座ってくれませんか。」

と、少し怒り気味に言っていた。

そのおばあさんは

「あ、すみません。」

と、言って、席を見渡して移動した。

(わっ、こっちに来ないで。)

と、願ったら柱の向こうに座った。

それにしても、香水の強いのは禁止というのにならないかなあと思った。

 

診察に呼ばれたのは、予約時間の45分後だ。1時間前に来ていたので合計1時間45分待ちだ。

挨拶と会釈をして椅子に座った。

なんと早口でCTを取りに行ってきてくださいと言われた。

私に体の調子も尋ねないのだ、、、。なんか感じ悪い医師。

看護師に案内されてCT室へ。

撮り終えて待合室で待った。

少し待って呼ばれ、また診察室へ

また早口で言いだした。画面に映っている血液検査と別の画面に映るCT画像が見えたので、

私の方からどうだったのか聞いた。

とにかく体の調子を聞いてこないし、診断結果も言って来ない。

なんなんだこの医師はと思いながら、私は早口に話しているのを遮り、

「なぜ、患者の話を聞かないのですか?

 検査結果も聞いても答えないし、どういうことでしょうか?」

態度と話し方がとにかく感じが悪い見た目40歳前後の医師は

「精密検査の結果がまだ出ないのがあるから、診断ができない。」

と、早口で言った。

私は

「CT画像を見ても診断できないんですか?」

と、聞きましたら

医師は、クリックをカチカチ早く動かして、画像を止めて説明もしない。

私は(なんなんだ、この医師は。)と、思い

「分からないんですか?診断できないんですか?」

(医者なのにと、言いそうになったをのみ込んだ。

そして、医師は

「エコーを撮ってきてください。」

と、また早口で言った。

私は

「えっ?エコー?CTを撮ったのに、エコーですか?

 今からですか?」

医師は

「いえ、いいです、次に来た時に。」

私は

「えっ?撮るんですか?」

医師の顔を見た。

(私だって知ってるは。エコーよりもCT画像のがより詳しく診断が出来ることを。

 なのに、エコー?何のために?)

私が疑いの目でジーっと医師の目を見たので、

医師は

「あっ、いいです、エコーは撮らなくて。」

私は

「はっ?いいんですね。」

だんだん、私の言葉もきつくならざる得ない。

私は

「ほんとうに何も分からないんですか?

 薬も出ないんですか?」

医師は

「診断が出来ないので薬は出せません。

 だいたい、急いで検査するほどでもないのに。」

と、画面を見ながら言った。

私は、すかさず

「私は、保健婦と看護師に直ぐに病院へ行くようにと言われたから

 予約をして、詳しく分かる医師があなただと電話に出た看護師が言ったから、

 娘の介護を頼んできて来たんです。娘は私以外の介護を受けないんです。

 なのに、

言葉を遮られ医師は

「家庭の事情を言わなくていいです。言われてもしょうがないですから。」

私は

「は?何ですか、内科の医師が患者の話を聞かずに診断もできないでしょ。

医師は

「今日は患者が混んでいて、事情はいいですから、聞けないですから。」

私は

「混んでいるのは分かっています。

 分かりました。診断が出来ないんですね。」

と、あきれた気持ちと、念を押すようにきつめに言った。

心の中で(うーーー、○○谷じゃなくて、あんたはヤブ谷じゃー。)と、心の中で叫んでいた。

医師が

「次の予約を何日にしますか?」

私は

「年内ですか、いつですか?」

と、少し怒り気味に聞いた。

医師が、やっと察した。

 

「わたしでなく、他の医師のがいいですか?」

 

と、私の顔をやっと見て言った。

すかさず私は

「はい、ちゃんと患者の話を聞いて診断できる医師をお願いします。

 ここに来るまでの一週間不安でいて、まだ2週間不安でいなければならないんですね。」

と、はっきりと言った。

医師は、少しはっとして下を見て、そして、私の顔を見た。やっと医師らしい穏やかさを見せた。

患者に寄り添えない医師って、、、後悔しないのかな、こんな診察のやり方、、、。

 

なぜ、最初からその医師に当てなかったのだろうと思う。

この時間が不愉快で無駄にしたと思ってしまう。

はあ~。とため息が出る。

曜日が違う午前の診察となった。

看護師ーーー、電話と話が違うじゃ。何も事情が分かってねえじゃ。

と、電話に出た看護師にも腹が立った。

礼なんか言いたくなかったがそこは大人、ちゃんと礼を言って診察室を出た。

 

あーーーーー、もう、なんて日だ。

クリスマスイブという日なのに。

帰り道は、もう、もやもやとしてすっごい気落ちして帰宅したよ。

 

こんな医師は、いままで居なかったよ。

これだけ大きな病院になると、医師の質も足りないのが居てしまうのかと、、、

すごーくがっかりした。

来年、病院へ行きたくないなあーと思っています。

 

12年前の外科の方たちは、本当に優しかったし、事情もくんでくれたし、

初めての手術でも不安な私と円陣くんでくれて

ファイトーって励ましてくれて、病棟の看護師さんやヘルパーさんも

みんな恩人に思っていた。

 

なのに、この内科医師の態度と言動は、、、ほんとうに病院の評判が下がるのでは、、、。