先日
親友のお母さんが亡くなりました
末期ガンで3ヶ月もつか分からない
といわれていたのですが
1年がんばりました
親友は中学生の時にお父さんを
白血病でなくしています
妹さんは結婚し子供はいませんが
旦那さんの実家で暮らしています
お母さんが寝たきりになってから数ヶ月
親友は自宅で
1人でお母さんの介護をしていました
親友は
昨年仕事を辞めて今は無職です
もちろん初めてのことなので
サポートを受けるために資料を集めて調べて
大変そうでした
彼女とは
わたしがリウマチになり
性格がどんどん内向的になっていった
中学2年の時に出会いました
いつも自然体で
山口百恵の歌がむちゃくちゃ上手で
字が綺麗で
絵がうまくて
でっかいメガネをかけて
お世辞にも可愛いとは言えなくて
誰に対しても態度が変わらなくて
いつも笑ってて
気を使いすぎるせいか
怒らないせいか
同じクラスの女子から下に見られたり
無視されていた時期もあったり
そんな親友といっつも2人でいました
他に友達がいなかったからじゃなく
ほんとにただただ
2人でいるのが楽しかった
病気で出来ないことが沢山あったけど
彼女はありのままのわたしを
受け入れてくれてる
いや、違うな
なんも考えてないんだな
わたしがどんなんでも
他の人がどんなんでも
全然気にせずに相手と向き合える人
それからずっと
お互いにいろんなことがあったけど
会えばくだらないことばっか話して
後からなんも思い出せなくて
お母さんが亡くなるひと月前
実家に帰ったときに
親友の家を訪ねました
介護ベッドに横たわる小さなお母さん
見慣れないエプロンを着けて
わたしがあげたTシャツを着た
親友の満面の笑顔
泣きそうでした
でも、泣くのはわたしじゃないよな
お疲れ様でした
やり残したことがあるかも
って言ってたけど
さすがだったよ
がんばったよ
やりきったよ
あなたが親友で
この人生で出会えて
ほんとに良かったよ
これからもよろしくね