こんにちは♪
45歳からの若がえりボイトレ♪
人生が変わる「若がえりボイス」
大野永紀子(まきこ)です♪
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私は大学時代に、フェミニズムの影響を受けました。
 

〝結婚せずに、一人で食べていけるようになろう!〟と、
定年まで働ける新聞社に就職したんです。
 

ところが、人生って、わからないものですね。
 

 

赴任先の地方で、
今の夫に出会ってしまいました。
 

誠実で優しい人です。

 

最初の印象は、
〝子持ちのパパ?〟です。
 

独身と聞いてビックリ!(笑)

彼は私より10歳年上です。

 

 

付き合い始めて数ヶ月後、彼は都会での勤務になります。
 

遠距離恋愛が始まりました
 



付き合って2年半が過ぎ、結婚の話になりました。
 

彼が言います。


「来年の春に結婚しよう。
別居はしたくない。どうするか、決めてほしい」


 

つまり、私が都市部へ転勤にならなければ、結婚できません。
 

仕事を辞めなくてはいけません。
 

 

彼はこうも言いました。
「10歳若かったら、あと10年待てるけど…」
 

うーん。待ってもらえないのか。
 

究極の選択を迫られました。
 

一生の仕事か、結婚か!?
 

悩みました。
 

たった3年で退職するなんて、想定外です。
 

そんな情けないことは、したくない!
 

だけど、彼とも一緒にいたい!
 

 

海沿いの道を車で走りながら、ふと海にダイブしようかと、
愚かな考えが頭をよぎります。

 

 

困りきって、取材先の学校の先生(年上の女性)に相談しました。
 

先生は、こう言ってくれました。


「仕事は他にもあるけど、
好きな人にはなかなか出会えないよ。
職場なんてね、いざとなったら、冷たいもんだよ」

 

実感のこもった言葉からは、先生のやりきれない思いも
伝わってきます。
 

大切な人を選ぼう!
 

そう思えました。

 

頭でっかちで、当たり前のことが見えなく
なっていたのかもしれませんね。
 

職場の先輩には、
「仕事と比べられる男も、可哀想やな」と、

呆れられました(笑)
 

結局、異動願いを出したものの
 

それが叶わず、私は寿退社(死語ですね)をしました。
 

<次回に続きます>

 

 

 

 

 

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