瞑想をやったことが無い人でも、簡単に瞑想状態を体験できる方法があります。
瞑想が上手に出来ない人や、瞑想状態ってどんな風になるんだろうと、気になった人はやってみてください。なんの力も要りませんから。。
その前に、、、
朝起きた時に瞑想すると良いというのは聞いたことがあると思いますが、それはまだ体がちゃんと起きていない時や、脳みそがぐるぐる動きだしていないときに瞑想することで、瞑想にとって邪魔なものがなくなるからです。
そして朝起きた時の、まだ脳が活動のベータ波になってしまう前の、アルファー波状態の時は瞑想に適しているからです。
だからといって、朝起きてからすぐ布団の上に座って、さあ瞑想するぞ、と思ってもおそらく寝てしまうか、もしくは体を動かしてしまうので、しっかり頭が働き出してしまうかどちらかでしょう。
そこで、私が提案するのはこんなやり方です。
まだ布団の中で、仰向けになったまま目を閉じた状態のまま意識だけ起こすという方法です。
始めるのは眠りから覚めたそのときです。起きたんだな~という意識が最初に現れ始めたら、さっそく始めます。
方法としては、
体を動かさずに、起きます。仰向けになったまま、起きます。
目を閉じたまま意識だけ起きます。
目が使えないとか、無い人になるんですけど、意識があることを確認すれば、意識があることが分かります。
体も頭も起きていてるんですが、使えないとか無い人のような感覚になり、意識だけはしっかりとある状態で目が覚めていることを確認します。
意識が無くなっていたら終わりです。その時はもう寝てしまっていますし、半分だけ意識があるような状態も、それは瞑想状態とは言えません。
誰かが「自分とは意識だ」と言っていました、その時その意味が良く分かると思います。まだ体と意識が離れていて、体の感覚がなく、意識体として自分がここに居るのが分かります。
瞑想しているときに寝てしまうことは多いですがそんなときは、体にとって充電や睡眠が足りていないのだとも言います。瞑想するだけのエネルギーが足りないということで、もっとしっかりと睡眠をとりましょう。
反対に夜でも、全く全然眠れない時がありますよね、そんなときに瞑想のチャレンジをすると良いのでしょうが、今度はあっちこっち意識が飛んじゃて脚が痛いだとか、ここが痒いだとか、体の方に意識が引っ張られます。
体が落ち着いて大丈夫な時でも、頭の中はいつまで経っても思考だらけでしょう。わたしはそれで時間ばかりが過ぎてしまう時は、瞑想を諦めることもあります。
話が戻ります。
朝起きたらすぐ「仰向けのまま目を閉じたまま意識を覚ます」をやってみてください。体の感覚がない、頭の中の思考もない、そんな状態で自分の意識がそこにちゃんと起きて、居るのです。。
これが、上手に瞑想状態にあるときの感覚です。
朝起きたばかりの時が瞑想状態に一番入りやすいので。
間違いやすいのは、うつらうつら夢が出てきてまどろんでいる状態ではないということです、半分寝ている状態ならそれは違います。
もっとしっかり目が覚めている状態です。目を閉じながら目が覚めている状態です。だから周りで音がしたらそれもちゃんと分かっていながら、全く気にならない状態になります。
時間的には長く出来ないかもしれませんが、瞑想をしたことが無い人でも瞑想状態を体験できる方法です。
朝目が覚めたらすぐに「仰向けのまま目を閉じたまま意識を起こす」それだけなのです。
空間が広がっていく感覚があれば大成功です。。。(*'▽')
ヨガをする人は気づいたかもしれませんが、シャバーサナの時と同じような感覚です。
2024.2.26再確認