今日は、仮想通貨で巨万の富を得る原理を
お話ししたいと思います。
7月19日7時の記事で、仮想通貨で大金持ちになる方法
について書かせていただきました。
東京オリンピックを例に出して
ご説明させていただきましたが、
このロジックにはさらに知っておくべき
カラクリが隠されています。
ビットコインを代表とする仮想通貨は、
実は発行枚数があらかじめ決まっています。
ビットコインでしたら、2140年までに
2100万枚が発行されます。
そして、毎月新たなコインが一定数発行されます。
ゴールド発掘の概念に近いかもしれません。
ゴールドはこの地球上に埋蔵されてある量に限りがあります。
ゴールドの埋蔵量を増やすことは物理的にできません。
厳密に言えば、仮想通貨はマイニング(採掘)という手段で、
総発行数を増やすことができるのですが、マイニングを考慮すると
説明がややこしくなるので、ここでは省きます。
この発行される枚数に上限があるというのが、
これからお伝えする話の核となります。
毎月、新たに発行される仮想通貨ですが、
たとえば、わかりやすく1ヶ月に100~300枚の
名越コイン(仮)がブロックチェーンから発行されるとします。
●年1月は100枚、●年2月は200枚、
●年3月は300枚とします。
この時点で、発行された名越コインの総発行枚数は600枚です。
仮にこの名越コインの1枚あたりの価格が円相場で
100円だったとするならば、
600枚×100円=6万円分(時価総額)の
名越コインが流通していることになります。
そして、国が主導するような
巨大都市計画では膨大なお金を必要とし、
仮に600万円分の名越コインが必要になるとします。
上記でも説明しましたが、
仮想通貨は都合のいいときに、都合のいい分だけ
コインを新規発行することができません。
ここが円やドルなどの法定通貨との違いになります。
となると、名越コインの時価総額は6万円なので、
600万円の支払いができません。
ここが仮想通貨長者になるための
ターニングポイントです。
賢明なあなたならもうおわかりでしょう。
仮想通貨は発行枚数に限りがありますので、
1名越コインあたり100円だった価格が、
1万円に値上がりすることになるのです。
市場原理でそうなります。
仮想通貨はあらかじめプログラムされた枚数しか
発行されませんので、足りない分は新規に
発行されるのではなく、1枚あたりの価値を
上げるしかないのです。
プレセールなどの最安状態のときに
名越コインを1枚10円で100万円分
購入していたらどうなるでしょうか?
1枚10円のときに購入して、
巨大都市開発などで1枚1万円の値段に
なったとするならば、1枚あたり1000倍の
価格上昇が起こっていることになります。
名越コイン100万円分保有していますので、
100万円×値上がり1000倍=10億円。
100万円を10億円に化かすことができるのです。
これが現在の仮想通貨市場で、
仮想通貨長者を生み出す原理です。
夢物語でもなんでもありません。
過去、ビットコインをはじめとする、
様々な仮想通貨では、こうした原理によって
仮想通貨長者を生み出しました。
仮想通貨は世界の流通量で考えると、
円やドルなどの法定通貨にはまったく及びません。
しかし、これから仮想通貨は
世界の経済・金融を変えます。
その理由はこれまでの連載で述べたとおりです。
向こう10年で仮想通貨は6000兆円規模で
流通するであろうと見込まれています。
仮想通貨市場はこのような魅力ある
市場であることは間違いありませんが、
その中には普及せずに価値が上がらないコインや
そもそも詐欺コインなども混在します。
なんの市場でもそうですが、バブルに突入する市場は
カオス状態で、ここに関わる人はしっかりと本物を
見極める目を持つ必要があります。
『なんらかの特定の事業や目的で使われる仮想通貨』
以外には投資しないようにしてください。
通貨として、世界中で普及させることを
目的とした仮想通貨はすでにビットコインで十分です。
次回、仮想通貨長者になるための方法を
さらに掘り下げて、現段階での仮想通貨市場との
接し方についてご説明したいと思います。
とても重要なお話をしますので、
必ず記事をお読みいただきますよう
よろしくお願いいたします。