妻です。

夫のTESEが終わるのを、廊下でずっと待っていたのですが、かなり長い時間に感じられました。
準備や麻酔をし、手術をし、安静にし… それでも2時間以上経っても出てこないということは、恐らく、探すのに時間がかかっているんだろうな、というのは想像がつきました。

一度、看護師さんに呼ばれ「もうすぐ安静時間終わりますよ」と言われてから更に待つこと1時間。
同じ看護師さんが「ご主人が、もうちょっと休みたいとのことでしたので…」と教えてくれました。
妻の出産を待つ夫のような気分?で、ひたすら祈りながら待っていました。
(まぁ、雑誌読んだり飲み物飲んだりもしましたが。)

そして、待合室にふらふらとガニマタで歩いてきた夫は憔悴しきってました。
うっすら汗もかいていて、オペの大変さが伺えました。本当によく頑張ってくれたなぁと思うと涙が出そうになりました。
待合室のソファの4人分くらいのスペースを使ってぐったりと横になっている夫を、ほかの男性の方達が、不安そうにチラチラ見ていました。怖がらせてすみません。


ちょっと落ち着いた頃になって、夫の手術を院長と担当して下さったドクターに呼ばれました。

TESEの結果、不動精子しか見つからなかったものの、組織をたくさん採ったので、わずかでも動いている精子があるかどうか、更に詳しく調べている、とのことでした。

「ホルモン値から考えると厳しいかな、と思ったのだけど、この段階で不動でもいるってことは、探せばいるんじゃないかなー。可能性はあるよ。」と笑顔で明るく話してくれました。
「そ、そうですか!?」と、私たちも、ちょっと期待してしまいます。

また、私の卵子はまだ未熟だったとのことで、もうちょっと成熟させて、もし動いている精子がいれば顕微授精をさせてみる、結果は明日電話で、とのことでした。

会計を済ませ、外に出ると、やっとおなかが空いてきたので、近くで遅いランチをとり、タクシーで帰宅。気が張っていたのか、そのまま二人して5時間くらい、熟睡してしまいました。

長い長い1日が終わりました。

夫です。

当日は朝起きて、明るく「さて、行きますかー」とか言ってみたり、
「TESEなんてだまって耐えるだけで終わるから、楽だって」とか言ってみたり、
妻の採卵中も、廊下のベンチで爆睡したりと、思ったより平常心でしたが、、、

いざ自分の番になり、同意書を提出して、着替えて、痛み止めとかの前処置を受けて、、、剃毛されて、、、しばらくベッドに放置。
こりゃ逃げられないなぁ。。もうやるしかないなー。

そしていよいよ呼ばれ、歩いていくと、ガチで手術室じゃないですかー!無影灯とかあるし!
ドクターとか看護師とか、グローブつけて、白い巨塔とかチーム・バチスタとかの、あのポーズでお出迎えです!!

TESEって、手術なんですね。

ベッドに横になると、最後の本人確認をされつつ、消毒と局所麻酔が何種類か始まります。同時にベルトで足を固定。足がびくっと動いたら危ないからでしょう。

麻酔が効いてきたところへ院長先生登場。もちろんあのポーズで。スタッフ一同「よろしくお願いします!」私もつられて、怯えながら「お、お願い、します。。」

術中は近くの看護師さんの手を全力で握りっぱなし。腹筋には力が入りっぱなし。目は開けたり開けられなかったり。
局所麻酔なので、院長先生の指示が聞こえます。たまに「ここを狙うといけるんだよ」といった指導や、「終わったらここの感触確かめて」といった術後の指示まで聞けて、逆に安心感につながります。たまにこちらにも振られます(笑)。もちろんリアクションは期待されていないでしょうが。

手術が終わり、1時間ほど安静にしてから消毒と確認、更にもう1時間ほど休んでました。なんだか、やりきった充実感というか、ここまでやって、精子が見つからなかったらしょうがないと素直に感じました。2度目のTESEは正直きつい、という気持ちもあります。

ふらふらとしたガニマタ歩きで妻と合流し、しばらくソファに横たわったり起きたりを繰り返しました。特に痛みは辛くないのですが、貧血気味というか、かなり血の気がひいたので。それから、とにかくのどがカラカラ。あと、スリムなジーンズじゃなくてよかった。

その後、妻と一緒にドクターとお話をしました。結局、左右とも開けたそうです。触診で期待されたほうからは採れず、もう片方から組織を回収できたそうです。そこに精子は果たしているのか??確認にはもう少し時間がかかるようです。

ということで、クリニックを後にし、よたよたとごはんを食べに行きました。
夫です。

TESEしてきました。今日は大事をとって療養中ですが、普通にソファに座ってネットできてます。
書くと長くなりそうなので、いくつかに分けて書きます。

大まかな治療過程は、採卵→TESE→精子が採れたらICSI という流れです。

まずは治療開始に向けて、妻と私のスケジュール確認。
仕事も大事ですから、、幸いにも、私の方は、抜けられない仕事は採卵前になりそうで、私も妻も採卵日付近はなんとか治療の時間を作れそう。こんなタイミングはめったにないので、今周期しかない!と思い治療開始。

妻のクロミフェン服用開始、卵管造影検査、スプレキュア開始と、着々とX-dayが迫る中、意外と気持ちは平静でした。

何枚かの同意書にサインしました。採卵、TESE、凍結、ICSI、胚移植、、、

ただ、気持ちのどこかに、採卵前に排卵してたら、TESEする必要はない。とか、採卵しても空胞だったりしたら、TESEしなくてもいい。なんて不謹慎な考えも浮かびました。

なので、前日、夜、寝る直前に、妻に打ち明けました。
もちろん精子が採れたらうれしいけど、同時に頭のどこかにちょっと不謹慎なことも考えてしまっていると。
すると、妻は、採卵できなかったり精子が採れなかったりはしょうがないけど、悪い方に願うのはやめてね。と。

確かに。
子供がいたら欲しいけど、いなくても、それはそれでよい人生だと思える。ただ、手段や可能性が少なからずあるのなら、結果に関わらず、実際にやってみて納得したい。
だったら、納得できるようにしっかりやろう。TESEが延期になっても、結果保留のまま、悶々と過ごすことになってしまうし。

ということで、寝ました。つづく。
妻です。

採卵&オペの日は、D12となりました。
日曜日、そして奇しくもイースターの日です。(考え過ぎか?)

前日、クリニックに電話をし、来院時間を確認。
夜は同意書などの書類等をそろえ、早めにベッドに入りましたが、やはりなかなか寝付けませんでした。
緊張でドキドキ、というより、ちょっと楽しみな気持ちすらありました。
そもそも、「子供ができる可能性があるのか、はっきりさせたい」という気持ちで始めた不妊治療。
「明日の今頃にはもう結果が出てるんだなぁ」と思うと、ちょっと感慨深いくらいです。
もちろん、初採卵は怖いですが!


さて、緊張のピークは、着替えもトイレも済ませ、オペ室に入る直前の待ち時間でした。
でも、いざオペ室に入ると、「活気がある」と言うと妙ですが、皆さんきびきびと動いていて、何度も名前や生年月日の確認をする声が飛び交い、逆に、安心して臨める雰囲気でした。

そして採卵自体は、本当にあっという間でした。
緊張して長く感じたはずですが、ものの5分くらいだったと思います。びっくりしました。
もちろん、「チクッとしますよー」と言われ、実際「いたっ」と声は出ちゃいましたが、それもほんの一瞬。私にとっては、普段の採血の針が刺さる時の方が、ずっと痛かったです。
終了後も、気分も悪くなく、すたすた歩けました。

振り返ると、それに至るまでの「痛いかなぁ、嫌だなぁ~」という怖い気持ち、不安感のほうが厳しかったです。(卵管の検査の時と同じですね。)

もちろん、自然周期だと卵子も1、2個しか採れないわけで、痛みもちょっとでしたが、あれを10回もやられるのは、さすがにきついかもしれません。
でも、出血もほとんどなく、改めてこのクリニックの技術の高さ、根拠のある自信を実感できました。

そんなことを考えながら、横になって待っていると、看護士がやってきて、1つ採卵できたと告げられました。
廊下で待つ夫はさぞかし心配&緊張していることだろう、と思いながら向かうと、見事に爆睡中でしたぐぅぐぅ


ということで、次はいよいよ、夫の出番です。

妻です。

恐怖の卵管造影検査に行って来ました。

以前、友人に「これまで経験した中で一番痛い出来事だった」とさんざん脅されていたので、何日も前からガクブルだったのですが、意外にあっさり終わりました。せいぜい5分くらいでしょうか。

検査そのものは殆ど痛くないものの、最初に器具を挿入されたりする準備段階がちょっと痛かったです。思わず「いたたたた」と声を出してしまいましたが、ドクターはおかまいなしです。ぐりぐりと進めます。

終了後、そのぐりぐり医師と面談。
今回の検査結果は問題なく、卵もちゃんと育っており、採卵できればあとは夫次第です。
ただ、薬(セロフェン)の影響で、内膜が薄くなっているため、今回受精卵ができたとしても、今周期での胚移植は避けた方が良いと言われました。最終的には採卵~培養してみてないと分からないそうですが。

噂の「スプレキュア」も処方され、クリニックを後にしました。
滞在時間は3時間。ものすごく短く感じられました。

次回はいよいよ採卵&夫のオペです。
今日の検査くらい、あっけなく終わると良いのですが…。