凍結結果の紙を見ながら培養士さんが説明してくれました。
『今回の培養結果について説明させていただきます。今回12個顕微授精を試みまして、11個授精し培養をしてきました。』
『まず3日目・初期胚の状態ですが。細胞数とグレードで評価します。たとえば、8細胞期・グレード1なら8G1という風に表します。』
細胞数:採卵3日目で8細胞分割が望ましい分割速度
グレード:1~5まであり1が一番良いグレード
『みーこさんは、8G3が4つ、6G3が1つ、5G3が2つ、4G3が2つ、3G4が2つとなりました』
『次に5日目・胚盤胞の状態ですが。4ABといった風に表すんですが。数字が発育速度、前のアルファベットが内側の細胞(胎児になる部分)のグレード、後ろは外側の細胞(胎盤になる部分)のグレードになります。』
(フェニックス アート クリニックより引用)
『グレードごとの妊娠率でいえば、AA/51%、BA・AB/47%、BB・CB/45%、BC/35%、CC/24%という感じです』
『みーこさんは5日目時点で、胚盤胞4BB、4CB、4BC、4BC、3BCの5つ凍結しました。あと腔あり4つ、桑実胚1つ、6G5が1つ、これは翌日まで培養を続けました。』
『6日目時点で、胚盤胞5CB、4BCに育ったため2つ凍結となりました。あとの腔あり2つ、桑実胚1つ、一つは変性し、培養を中止しました。』
『当院は結構厳しめにグレードをつけてますので、4BBの胚はきれいだと思います。6日目凍結分は5日凍結分に比べて妊娠率は下がります。1番グレードの高い胚からおなかに戻していきます。』
厳しめっていうても、グレードがAがなくて、あまり高くなかったのが少しショックでした