よく私立中学は昔の方が受験者数が少なくて倍率も今ほどなかったと語られることが多いと思います。

実際事実として子供の人数が減っているにも関わらず中学受験する率はあがっているとはよく言われます。

ただ、一校あたりで見たらどうでしょうか?


今日はとある学校のデータから一校の受験者総数と実質倍率を見てみたいと思います!


というわけで


\ジャン/


愛知淑徳中学校です!


実は学校法人愛知淑徳学園はですね


なんと22年間の広報誌が誰でもオンラインで読めちゃいますひらめき


そしてですね、過去の入試データも載ってます指差し

※今日は入試データだけを取り上げますが、広報誌には中学〜大学までの学園祭の様子や在籍教師のコラム、進路状況など入学希望者なら興味深い記事が他にもたくさんあります。詳しくは各々調べてみてください目がハート


広報2003


2003年時点で志願者が960人、合格者が434人の実質倍率2.2倍

この記事を読むと2000年頃も志願者数が同じくらいあったようです

ちなみにこの頃は中学の入学人数が200人+高校入学もありで今より中学受験の合格者数を絞っています


広報2023


こちらがちょうど20年後の2023年の結果報告です

志願者1049人に対して合格者551人出しているので実質1.8倍です。受験者総数が100人増えていますが、入学人数も完全中高一貫化したことにより80人前後増えています


また、完全中高一貫化以降で見ますと2010年の志願者数がピークで1274人、実質倍率も2.28倍となっています。

広報2010


というわけでこちら見てわかる通り、実は愛知淑徳に限っては14年前、20年前の方が入学は狭き門だったんですね

昔の方が受験総数も少なくて合格者が出やすかったとよく言われますが学校によっては昔の方が合格を勝ち取るのは難しい場合も実はあるというお話でした