さて、5月27日に品川区議会臨時会が開かれ、向こう1年の議会構成が決まりました。

 

 若林は、【厚生委員会】に所属することとなり、福祉(高齢者、障がい者、生活福祉関係)と保健に関する区事業についての議案や報告を審査、議論することになりました。

 また、【行財政改革特別委員会】が設置され、委員長を務めることになりました。ここでは、新庁舎やデジタル化などについて調査し所属委員の議論を取り仕切ることになります。

 

 わくわく新聞では、高齢の単身者などの見守りを強化する「救急代理通報システム」の無料化などを掲載しています。

 ご一読ください。

 5月1日、品川区教育委員会は、「校庭安全点検の実施結果について」を区HPで公表しました。
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kukyoi/kukyoi-shisetsu/20230522151024.html


 昨年5月に釘等を撤去した後の今年1月、区立学校の校庭で金属物によって児童がケガをしています。議会でも取り上げてきましたので、報告します。

(1)2023年5月の緊急安全点検
 2023年4月に杉並区立小学校で、校庭にあった釘で裂傷を負う事故が発生。
 

 これを受け、品川区教育委員会は、全校の校庭の緊急安全点検を実施。その結果、5校の校庭から釘やペグ等を15本、コンクリート塊を2個確認し、5月末までに全て撤去。また、確認された校庭のみ再調査を行い、安全を確認した。

2023年10月決算特別委員会での質疑
質問)杉並区立の小学校で、校庭にあった釘で児童がけがをした。品川区教育委員会の点検の方法と結果、事故が起こらないための今後の対応は。


答弁)釘等が発見された学校は5校…(以下、上記と同様の報告)
また、最近、山中小学校の第2校庭で、ガラスの破片、ペグのたぐいがかなり出てきた。第2校庭はあまり使っておらず、今は使用停止にしているが、今週中に土をさらってきれいにするという作業を行う予定で、事故等がないように、発見次第、即対応するようにしております。

(2)2024年1月28日、品川区立小学校校庭で、児童1名が金物により怪我を負う事故が発生
 これを受け、教育委員会は、天然芝および土の校庭を有する区立小・中学校23校で、「金属探知機」による釘など金属物の安全点検および必要な除去作業を令和6年2月から約2カ月間実施。

2024年2月本会議代表質問と答弁
質問)区立学校のグラウンドでスライディングをした児童が裂傷を負う事案が発生した。昨年5月までに行った校庭の緊急安全点検は、10月の決算特別委員会質疑で報告があった。
昨年のくぎ等が発見された学校名、点検方法を聞く。今回のペグが埋められた時期を聞く。今後の継続的な点検の考えや点検方法を聞く。


答弁)昨年5月に実施した緊急点検は、学校と教育委員会の職員が「目視」にて行い、小学校5校でくぎやペグ、コンクリート片等が見つかり撤去した。
 今回事故原因となったペグは、その状態から推測すると、ある程度年月が経過していると思われる。
 現在、土や天然芝の校庭を有する全校について、金属探知機での点検を行っているところで、今年度内の作業完了を目指している。
 今後は、これまで以上に校庭使用前後の安全確認を徹底し、児童・生徒の安全・安心を確保してまいります。

2024年3月予算特別委員会での質疑
質問)1月の児童が裂傷した事案について、今年度中に金属探知機点検をやるということで、今、進行形なのか、年度内に終わるのか。ペグ等が見つかったのかも聞く。
 例えば、人工芝の学校もあるが、地中にあった場合の撤去方法はどのようなものか聞く。


答弁)現在進行中で撤去を進めている。22校中、残り6校まで進めており、今年度中には終わる予定である。本数は出てきていると報告を受けている。
 基本的には人力で掘って撤去して、埋めてという作業を繰り返している。人工芝については、ペグで位置を表示したりする必要がないので、調査はしていません。

(3)金属探知機による安全点検の結果
調査期間 令和6年2月3日から3月29日まで
実施校    土および天然芝の校庭を有する区内全23校
実施方法 金属探知機にて反応した箇所の表層10cmの深さまで掘削し金属物などを撤去
除去数    棒状金物・釘:5,075本
その他(ガラス片など):2,719個

以上となります。
 振り返って、昨年5月の緊急点検の調査方法が「目視」によるものと公表(答弁)したのが、児童がケガを負い「金属探知機」による点検を行うとした後の今年2月になってからでした。昨年の時点で明確になっていれば、金属探知機による点検を早期に実施するよう要請できたのではないか、また、質問の大事さ、注意深く丁寧に、を確認し徹底したいと思います。
 

 連休に入りますので、ちょっと早めの完成です。

 

 記事にすると紙幅が足りなくなるので記載しませんでしたが、低額減税が行われます。

 ざっくりとお伝えすると、住民税を納めなくてよい非課税世帯は引くべき税額がないので対象外となります。が、今年度新たに非課税になる世帯には、物価高騰対策支援給付金が1世帯10万円給付されます。※昨年度非課税の方には、既に給付が行われました。

 所得税・住民税を納めている方々は、1人当たり所得税3万円、住民税1万円の定額減税の対象となります。

 合計所得金額が1,805万円を超える方は、同減税の対象外となっています。

 

 ということで、低額減税の流れも含め、キャッシュレスポイント還元を推進しました。前回、また、3月の東京都キャッシュレスは、予算額に達したため期限を待たず終了しましたので、今回の品川区キャッシュレス事業も同じ状況が予測されますね。

 23日発信の品川区「X」に、”目黒川で魚が大量死”とありました。確定ではないですが、「コノシロ(コハダ)」ではないかと。

 

 担当の方に確認したところ、五反田リバーステーションなど桟橋付近に溜まっており、回収したとのこと。

 

 上流の目黒区側では見つかっておらず、やはり流れのない品川区内の方で滞留したもののようです。

 

 有害物質は確認されていませんので、原因としては東京都のHPにあるような「急に暖かくなると、水の底にたまった泥の中で動物性プランクトンなどの活動が活発になり、酸素を多く使います。すると、水中の酸素が無くなり魚が死んでしまう場合があります」のような”酸欠”が有力でしょうか。目黒川の管理者である都と連携し、大量死の原因がどこまで解明できるか、否か。

 昨日の4月23日、品川区議会本会議で、「中塚亮議員に対する議員辞職勧告決議」案が採決され、可決しました。

 

 同議員は、特定の女性に対しわいせつな言葉をかけるセクハラ行為を繰り返していたことを認めていました。発覚からの経緯は、決議文にある通りです。

 

 23日付東京新聞TOKYOWeb版では、「数年間にわたり…セクハラ行為」が続けられていた、と報道されましたが、中塚議員が当時所属していた共産党会派として察知し、繰り返された加害・被害を止められなかったものか、疑問も残ります。

 

 区議会では今後、ハラスメント防止の研修を行う予定です。党派に関わらず、人権を侵す行為を行う議員を二度と出さないよう取り組みます。