。競技はバスケットボール。
左足の内側コンパートメント(シンスプリント)の痛み。
明日から試合・・・か。
テーピングの依頼でも体の動きを見る。 歩いたり、走ったり。
走るフォームがおかしいのは、着底時の痛みによるもの。
痛みを減らすために固定するのではなく、最後まで勝ちに行く姿勢は崩さない。
これでダメなら 固定 → 圧迫固定 と 奥の手はとっておく。
テーピングを施し、動きを確認する。 求めている効果なし・・・って言うよりも
効果があったかどうか? は 患者さんの表情を見ればすぐ解る。
巻き方は先ほどと全く同じで 各所の微調整。
よし!! めちゃめちゃ笑ってます。 (∩_∩)
同じ貼り方のテーピングでも、貼る技術で
・・・全く結果が変わるんですね。 誰かの書いた事を真似して
説明書 通りに貼ったからOKってものじゃないと・・・僕は思うのです。
なんで?? ・・・痛くない 」
と繰り返しながら 歩くAさん。
笑顔になれる治療は良い治療だと思います 。
なんで??・・・と訊かれると 結構困る。
この原理を AT(アスレチック・トレーナー)科の学生に説明しするにしても
2時間くらい欲しい。 ただ
こう 着底をする足を
テーピングで引っ張り上げて まっすぐにできるとは思わない。
何をどう変えたか? といえば 足の運びを誘導することによって、右と左の脚の間が広がったのが判りますか??
一回目のアタック(失敗) 二回目のアタック (成功)
それによって、ここの角度(赤い線の部分)に ゆとりを持たせてみた。
これは、練習する度に貼るのではなく、フォームの改造なんかに
一定期間貼るような・・・フナムラ君がよく使う手法。
「こんな 伸び縮みするテープで大丈夫なんですか??」と
お母さんから質問をいただいたので、最後にバッシュを履いて走ってみたが
まぁまぁ走れるレベルだったので OKにした。
それくらいの痛みなら 試合になれば動けるレベルかな?