明日1/23(土)0時は、スタイリッシュな映画をコンシェルジュするわ

お楽しみに…目

 

今宵の映画『リンカーン』(原題: Lincoln)は、

2012年公開のアメリカ合衆国の伝記戦争ドラマ映画。

では、映画の世界にいざないます~宝石赤

 

スティーヴン・スピルバーグが監督。

ダニエル・デイ=ルイスが、アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーン。

サリー・フィールドがメアリー・トッド・リンカーンを演じる。

 

ドリス・カーンズ・グッドウィンによる伝記本『リンカン』を原作。

リンカーンの最後の4ヶ月が描かれる。

撮影は2011年10月17日に開始、

2011年12月19日に完了。

アメリカ合衆国では2012年11月16日にディズニーのタッチストーン・ピクチャーズを通し、

ドリームワークス配給で公開。国際配給は20世紀フォックスが行う。

 

第85回アカデミー賞では作品賞を含む12部門でノミネートされ、

主演男優賞とアカデミー美術賞を受賞お祝い

宝石ブルー批評家の反応:

本作は批評家からは高い評価を受けており、Rotten Tomatoesでは242件のレビューに基づき評価の平均を8/10とし、

好意的な評価の割合89%の支持を得ている。Metacriticでは44媒体のレビューで加重平均値は86/100となった。

『シカゴ・サンタイムズ』のロジャー・イーバートは星4つの満点を付け、

「ダニエル・デイ=ルイス演じるリンカーンは、現実的に政治を行う上で必要な自信・忍耐力・意志の強さを証明した」と語っている。

 

 

監督:

スティーヴン・スピルバーグ
脚本:
トニー・クシュナー

原作:
ドリス・カーンズ・グッドウィン
『リンカン』

音楽:
ジョン・ウィリアムズ
ジョン・ウィリアムズが作曲。シカゴ交響楽団とシカゴ交響合唱団により収録。

撮影:
ヤヌス・カミンスキー

『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』のプロモーション中の2008年5月、スピルバーグは2009年初頭に撮影を開始し、リンカーン誕生200周年から10ヶ月後となる2009年11月に公開する意向を発表。2009年1月、マサチューセッツ州トーントンとダイトンが撮影予定地として視察。スピルバーグは以前、『アミスタッド』(1997年)が商業的に失敗したという理由からプロジェクトを遅らせていたパラマウント映画CEOのブラッド・グレイに配慮し製作費には5000万ドルを要求。スピルバーグは2010年以降の自作をすべて配給することに合意したタッチストーン・ピクチャーズを望んだが、ドリームワークスと共に本企画を進めていたパラマウントに清算する余裕がなかった。

撮影はバージニア州ピーターズバーグで行われた。ロケーション・マネージャーのコリーン・ギボンズによると「街に映画製作者を集めることが歴史的建造物の180度の眺望であること」は「非常に稀」である。他にフレデリックスバーグやリッチモンドのバージニア州議事堂でも撮影。

劇中でリンカーンの懐中時計の音が聞こえるシーンは、ケンタッキー州・フランクフォート歴史研究博物館に保管されていた、リンカーンが暗殺された際に所持していた本物の懐中時計の音を使用。デイ=ルイスは本作への出演を1年間の準備期間を条件に受諾し、「私が興味を持ったのは、リンカーン個人の経験を主観的に理解すること」であると語っている。そのために髪やあごひげを伸ばし、リンカーンが書き残した書物を読みあさり、メアリー・トッド・リンカーン役のサリー・フィールドと4カ月間 当時の文体でつづって文通を行ったという。一方、スピルバーグはリンカーンに敬意を表すため、製作期間中は常にスーツを着た。


編集:
マイケル・カーン

出演:
ダニエル・デイ=ルイス
サリー・フィールド
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ジェームズ・スペイダー
ハル・ホルブルック
ジョン・ホークス
ティム・ブレイク・ネルソン
ブルース・マッギル
デヴィッド・ストラザーン
トミー・リー・ジョーンズ

 

ストーリー 本

アメリカ合衆国第16代大統領 エイブラハム・リンカーン ― 史上最も愛された大統領と言われ、

常にユーモアを絶やさず、黒人を含めたすべての人々にオープンに接する人物。

1865年1月。

大統領に再選され2ヶ月が経ったが、アメリカでは4年以上に及ぶ南北戦争が未だ続いていた。

リンカーンは毎晩1人で船に乗り、どこかへ向かっているという不思議な夢を見るようになる。

1862年の奴隷解放宣言で

奴隷は解放されたかに思えたが、実際に解放された者はわずかであり、

この宣言は戦時中の立法措置として、戦争が終われば効力は失われることになる。

「すべての人間は自由であるべき」と信じるリンカーンは奴隷を永久に解放するため、

アメリカ合衆国憲法修正第13条を議会で可決させることを決意。

既に戦争は終結へと進んでおり、

リンカーンの所属する共和党でも「これ以上犠牲者を出さないために、1日も早く戦争を終わらせるべき」との

意見が強くなっていた。

戦争の犠牲と人間としての尊厳のジレンマ、

反対を押し切って戦場に向かう長男ロバート、三男ウィリーを失ったことで疎遠になっていた妻メアリー・トッドに

苦悩しながら、彼はある決断を下す。

 

 

宝石ブルー企画

1999年にスティーヴン・スピルバーグはプロジェクトについて話し合い、グッドウィンはスピルバーグに『リンカン』の執筆計画があることを語り、スピルバーグは映画化権をすぐに欲しいと述べた。2001年にドリームワークスは契約を済ませ、同年末までにジョン・ローガンが脚本執筆契約を交わした。彼の草案は、リンカーンとフレデリック・ダグラスの友情に焦点を当てたもの。

劇作家のポール・ウェッブが脚本書き直しのために雇われ、2006年1月に撮影開始が予定、

スピルバーグが脚本に不満を持ったので延期。

リーアム・ニーソンによると、ウェッブの草案はリンカーンの大統領任期全体をカバーしたものであった。

ウェッブに代わってトニー・クシュナーが雇われ、

リンカーンの生涯のうち4ヶ月に焦点を当てた500ページの草案を書き、

さらに2009年2月、修正第13条採決に終始する2ヶ月を描いたものに書き直された。

宝石ブルーキャスティング

2005年1月当初はリーアム・ニーソンがリンカーン役にキャスティング、

ニーソンは役作りのためリンカーンを広範囲にわたって研究。

しかし2010年7月、「もう僕は賞味期限切れだよ」(企画発足から数年が経過しており、リンカーンを演じるには歳をとってしまった)として、降板。

 

2010年11月、デイ=ルイスが演じることが発表。

サリー・フィールドは当初、早ければ2007年9月にキャストに加わると発表されたが、

正式に加わったのは2011年4月。

 

スピルバーグは当初からフィールドの起用を望んでおり、

「メアリー・トッド・リンカーンという人間の複雑さともろさを演じられるのは彼女しかいない」とコメント。

 

フランシス・プレストン・ブレア共和党議員を演じたハル・ホルブルックは

1975年にテレビシリーズ「Lincoln」でリンカーン役を演じたことがある。

 

素敵な映画に逢いましょう・・・

チャオキスマーク