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LION /ライオン 25年目のただいま 2016 オーストラリア・アメリカ合衆国・イギリス合作
今の時代はならではのネットを使った
自分の生い立ちを探す旅。
主人公の心の旅とも言えます。
では、コンシェルジュするわ
気になったら映画を観てね。
おすすめします
キャッチコピー
「迷った距離1万キロ、探した時間25年、道案内はGoogle Earth」
2016年のオーストラリア・アメリカ合衆国・イギリス合作のドラマ映画。
5歳の時に両親とはぐれてしまい、
オーストラリア人夫婦に引き取られたサルー・ブライアリーがGoogle Earthを使って本当の家族を探し出す
という実話をもとにした映画よ。
原作:サルー・ブライアリーのノンフィクション本
『25年目の「ただいま」 5歳で迷子になった僕と家族の物語』
約1,200万ドルという予算で製作されたが、全世界で1億ドルを超える興行収入を記録。
監督:ガース・デイヴィス
脚本:ルーク・デイヴィーズ
原作:
サルー・ブライアリー ラリー・バットローズ 『25年目の「ただいま」 5歳で迷子になった僕と家族の物語』 |
音楽:
フォルカー・ベルテルマン |
出演:
デーヴ・パテール
|
製作
2013年4月24日、
ガース・デイヴィスがシー・ソウ・フィルムズとサンスター・エンターテインメントの下で
サルー・ブライアリーの回想録『25年目の「ただいま」 5歳で迷子になった僕と家族の物語』を基にした映画で監督デビューする予定であることが発表。
物語は電車を乗り違えて自宅から数千マイル離れた場所で迷子となった
5歳のインド人少年であるブライアリーを中心に展開。
彼はオーストラリア人夫婦の養子に
それから25年後にGoogle Earthを駆使して実の両親を探し出す。
2014年5月、
ワインスタイン・カンパニーは1200万ドルで『Lion』と題されたこのサバイバルドラマ映画の世界配給権を獲得。
書籍の脚本化はルーク・デイヴィーズが担当、
スクリーン・オーストラリアとフルクラム・メディア・ファイナンスが共同出資。
シー・ソウ、サンスター、アクエリアス・フィルムズが製作。
プロデューサーとしてはイアン・カニング、アンジー・フィールダー、エミール・シャーマンが参加。
2014年10月、デーヴ・パテールとニコール・キッドマンが主役にキャスティング。
2015年1月、ナワーズッディーン・シッディーキー、プリヤンカー・ボーズ、タニシュタ・チャテルジー、ディープティ・ナヴァルがキャストに加わる。
2015年4月、ルーニー・マーラ、デビッド・ウェナム、ディヴィアン・ラドワが加わる。
またパラビ・シャーダがサルーの友人役で加わる。
映画音楽はフォルカー・ベルテルマンとダスティン・オハロランが作曲。
撮影
主要撮影は2015年1月よりインドのコルカタ。
4月半ば、撮影はオーストラリアへと移り、メルボルンとホバートで行われる。
キッドマンの場面はオーストラリアで撮影。
評価
本作は第41回トロント国際映画祭で初上映され、批評家・観客双方から高く評価。
映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには169件のレビュー、批評家支持率は88%、観客支持率は92%。
特に、パテールとキッドマンに対しての賞賛が多く寄せられていて、
映画自体は「才能あるキャストの心のこもった演技と実話がもたらす迫力、
それを装飾するリアルな生活風景の魅力があふれ出る良作である」と賞賛。
受賞とノミネート
第89回アカデミー賞では、作品賞を含む6部門にノミネート。
ゴールデングローブ賞では4部門、
放送映画批評家協会賞では6部門にノミネート、各組合賞でも候補に挙がった。
2017年のオーストラリア映画協会賞では最多12部門にノミネート、
12部門受賞(ノミネートされた部門ですべて受賞)を果たす。
監督のガース・デイヴィスは初監督作品ながら、全米監督組合賞で2部門にノミネートされるなど(監督賞では、『ハクソー・リッジ』のメル・ギブソン、『沈黙 -サイレンス-』のマーティン・スコセッシらを抑えての候補入り)、高い評価を得る。
このうち、第一回作品監督賞を受賞。
スー・ブライアリーを演じたニコール・キッドマンは、
ハリウッド映画賞助演女優賞やオーストラリア映画協会賞助演女優賞(国際部門)など数々の賞を受賞。
また自身6年ぶり通算4度目のアカデミー賞ノミネート(初の助演部門)を果たす。
素敵な映画に逢いましょう・・・♡
チャオ~