明日6/9(火)0時に更新いたします

明日の夜は耽美的映像に魅了されてください。

では、数時間後にお逢いいたしませう…ふんわりリボン

 

 

今宵は、『ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男』をコンシェルジュするわ。

 

2016年制作、アメリカ合衆国の映画。

南北戦争時代、

エイブラハム・リンカーンの奴隷解放宣言よりも早く

ミシシッピ州ジョーンズ郡に白人と黒人が平等に生きる

「ジョーンズ自由州」を設立した実在の白人男性ニュートン・ナイトの生涯と闘いを描いた映画よ。

 

監督・脚本・原案:

ゲイリー・ロス

撮影:

ブノワ・ドゥローム

音楽:ニコラス・ブリテル

主題歌:

ルシンダ・ウィリアムス
「I'm Crying」

出演:

マシュー・マコノヒー
ググ・ンバータ=ロー
マハーシャラ・アリ
ケリー・ラッセル

評価

アン・ホーナデイは「まさに」この映画は「もう一つの白人救世主映画」であると述べている。これに対して、『ニューヨーク・タイムズ』の評者A・O・スコットは、「この映画はまだ、味方である虐げられた暗い肌の人々のために自らを犠牲にする白人の救世主についての映画ではない。また、黒人の超人的な無私によって救われた白人の罪人の物語というわけでもない。Free State of Jonesは使い古された様式のテンプレートから政治的な洞察の火花を出そうと試みる珍しい作品である。」といった全く反対の意見をとっている。一方で、批評家のリチャード・ブロディは「Free State of Jonesをよく知られた白人救世主の物語のジャンルに追いやることは魅力的であるが、ニュートン・ナイトは救世主というよりはむしろ新たな南の化身という他のものとして現れる。」と書いている。

外部リンク

 

余談:

映画における白人の救世主とは、白人が非白人の人々を窮地から救うという定型的な表現である。その表現は、アメリカ合衆国の映画の中で長い歴史がある。白人の救世主は、メシア的な存在として描かれ、救出の過程で自身についてしばしば何かを学ぶ。

 

 

素敵な映画に逢いましょう・・・♡

チャオ~キスマーク