今宵は、
いつもと毛色の違った映画をご案内するわ。
戦争映画。
アメリカ同時多発テロ事件直後のアフガニスタン戦争の際、
アメリカが最初に行った反撃として、
総勢5万のターリバーン軍にわずか12人で、
それも馬に乗って戦ったアメリカ陸軍特殊部隊員の実話の映画化。
この実話は、
ダグ・スタントンの『ホース・ソルジャー』ハヤカワ書房から2010年に邦訳が出ている。
2018年に上下巻に分けて文庫化。
監督ニコライ・フルシーは
ナイキやソニーのスタイリッシュなCMで知られ
またコソボ紛争を追った報道写真家の経歴も持つ。
これが初監督映画。
監督:ニコライ・フルシー
脚本:
テッド・タリー
ピーター・クレイグ
原作:ダグ・スタントン
(「ホース・ソルジャー 米特殊騎馬隊、アフガンの死闘」より)
製作:
ジェリー・ブラッカイマー
モリー・スミス
サッド・ラッキンビル
トレント・ラッキンビル
編集:リサ・ラセック
出演:
クリス・ヘムズワース
マイケル・シャノン
マイケル・ペーニャ
ナヴィド・ネガーバン
トレヴァンテ・ローズ
ジェフ・スタルツ
サッド・ラッキンビル
あらすじ:
2001年9月11日、アルカイダによるアメリカ同時多発テロ事件のその翌日、アメリカ軍は反撃することを決定。
元アメリカ軍特殊部隊のODA595だったが、
内勤を志望したとによってODA595を解散させてしまったミッチ・ネルソン大尉は、
最も危険な対テロ戦争の最前線部隊に志願、
解散状態から復活したODA595での特殊作戦の隊長に任命。
しかし、わずか12人でアフガニスタンへ乗り込むのはほぼ死にに行くようなものであったが、
ネルソン大尉は生きて帰ることをマルホランド大佐に約束。
アフガニスタンに詳しい反タリバンの地元勢力を率いる北部同盟のドスタム将軍と手を結び、
テロ集団アルカイダの拠点マザーリシャリーフを制圧することを命じられた。
しかし、11月になれば雪が降り始め、
峠は交通が途絶え軍事行動は不可能に成るため、
制圧にかけられる期間はは3週間という極めて少ない期間。
だが、現地に着いた彼らに、次々と予期せぬ危機が襲いかかる。
12人の部隊に対して敵の数はまさかの5万人、
最新の武器も揃えており装備でもアルカイダのほうが勝っていた。
しかも、彼らは米兵の命に高額の懸賞金をかけていた。
さらに、
将軍から険しい山岳地帯で勝利を収めるための最大の武器は、
ほとんどの隊員が1度も乗ったことのない“馬”だと言い渡される
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チャオ