臨時‼本日4/16(金)18:30更新いたします。

本日は、是非観ていただきたい映画です。

では、のちほどおねがい

 

今宵の映画は、『最終目的地』。

2009年のアメリカ合衆国のドラマ映画。文芸ドラマ。

 

南米ウルグアイが舞台。

亡き作家の妻、愛人と娘、兄とそのパートナー、

作家の伝記を執筆するために訪れたひとりの青年、

それぞれが抱える事情と人間模様を巧みに織りこみ、人生を見つめ直す物語を描き出す。

 

『眺めのいい部屋』、『ハワーズ・エンド』、『日の名残り』など、

映画史に残る文芸作品の数々を生み出してきたジェームズ・アイヴォリー監督。

本作では、アメリカの現代作家ピーター・キャメロンの同名小説が原作。

退廃的ムード漂う世界観を創りあげられている。

繊細なウィット・美しい情景・運命的なロマンス。

小説のページを繰るように味わう、最高に洗練された文芸作品である本作。

現役最高峰監督の名匠ジェームズ・アイヴォリーの集大成とも。


監督:

ジェームズ・アイヴォリー

『眺めのいい部屋』、『ハワーズ・エンド』、『日の名残り』

 

脚本:

 

ルース・プラワー・ジャブヴァーラ

『眺めのいい部屋』『ハワーズ・エンド』でアカデミー賞脚色賞を受賞

 

原作:

ピーター・キャメロン
『最終目的地』

製作:

ポール・ブラッドリー
ピエール・プロネル

製作総指揮:
アショク・アムリトラジ
ヴィンセント・マイ
ジェームズ・マーティン
カツヒコ・ヨシダ

音楽:
ホルヘ・ドレクスレル音譜
『モーターサイクル・ダイアリーズ』でウルグアイ人初のアカデミー賞受賞


撮影:
ハビエル・アギーレサロベ
スペイン映画界の至宝ハビエル・アギーレサロベ

編集:
ジョン・デヴィッド・アレン

美術:アンドリュー・サンダース『上海の伯爵夫人』
 
出演: アンソニー・ホプキンス
ローラ・リニー『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』

シャルロット・ゲンズブール『アンチクライスト』

オマー・メトワリー

 真田広之 テレビドラマ「LOST」や『ラッシュアワー3』

 アレクサンドラ・マリア・ララ

 ノルマ・アレアンドロ

 アンバー・モールマン

 

 

ストーリー:

大学で文学教師として働く青年オマーは、

博士号を取得して大学との契約を延長するため、

自殺した作家ユルス・グントの伝記執筆を願っていたが、

作家の遺族から拒絶されてしまう。

恋人ディアドラの強い勧めと人生を変えたいとの思いから、

オマーは亡き作家が暮らしていた邸宅がある南米ウルグアイへと向かう。

そこでは

作家の兄アダム、作家の妻キャロライン、作家の愛人アーデンとその幼い娘ポーシャ、アダムのゲイの恋人ピートが

奇妙な共同生活を送っていた。

オマーは彼らから伝記執筆の許しをもらうために、

しばらくの間共に過ごすことにするが、

その内に恋人がいる身でありながら、アーデンと惹かれあってしまう。

また、他の住人もオマーの出現により、

今後の自らの人生(最終目的地)について考え、それぞれの決断を下すのだった。

 

その他:

原作でのピートはタイ人の設定だが、

どうしても真田広之に演じてもらいたかった監督により、

日本人の設定に変更。

自殺した作家ユルス・グントは写真のみの登場で、

若い頃のアンソニー・ホプキンスの写真が使われている。

 

 

 

 

 

素敵な映画に逢いましょう・・・

チャオキスマーク