コチラは、
ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^ ^
リアンは、4人で活動しております。
朝比奈さん
気になっていた作家さんだけど、なかなか読めずで今回は初読み。
ただただ、つらかった
ツライ読書だったけど、読むのをやめようと思わなかった
コレは最後まで読まねばならない、って言われている気がした
『受け手のいない祈り』朝比奈秋
他人の命のため、自らの命を削る。過酷な救命の現場を描く、魂の衝撃作。
感染症の拡大を背景に周囲の病院の救急態勢が崩壊する中、青年医師・公河が働く病院は「誰の命も見捨てない」を院是に患者を受け入れ続ける。長時間の連続勤務による極度の疲労で、死と狂気が常に隣り合わせの日々。我々の命だけは見捨てられるのか──芥川賞受賞の気鋭が医師としての経験を元に描いた、受賞後初の単行本。
(新潮社HPより)
⭐︎
過酷な外科医、救急医療の現状
同期の別の病院の産科医ヤナザキの過労死
そうかと思うと同じ医師でも同じ病院の同期の友香…
ある番組で、『禁忌の子』の山口さんと朝比奈秋さんが出ていらして、
あの2日目のイスのくだりの話をしていらして
それはどんな感じなのか?
と、興味を持ち読みたいと思ったのです。
その箇所を見つけ、読んで
実際私は経験したことがないけど
そういう感覚なんのか、と!
もうそういうところからも
今まで私が読んだ医療ものとは違う感じ
次から次へと
もうそれそれは読むのがツライ
患者を救うために、
睡眠を削り、命を削り
背骨で
現実なのか夢なのか
追い詰められた人間の精神状態
壮絶、狂気の叫び
たまにもどって、読み返したりして
読後、しばし放心
日本の医療、これからどうなるのでしょうか
すごいものを読んでしまった
朝比奈さん、他の作品はどんななんだろう