コチラは、
ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^ ^
リアンは、4人で活動しております。
テレビで鈴木俊貴さんのことを知りました
シジュウカラの研究をされていて、
シジュウカラには文法があるらしい
それがとても気になり、最近出された本があるとのことでした。
ですが、その本より先に本書が手元にやってきました。
やはり、興味があったゴリラの研究をされている
元京大の総長の山極さん
どんな内容なのかとても楽しみでした
難しくないといいなぁ
『動物たちは何をしゃべっているのか?」
山極寿一
鈴木俊貴
つい最近まで、動物には複雑な思考はないとされ、研究もほとんどされてこなかった。ところが近年、動物の認知やコミュニケーションに関する研究が進むと、驚くべきことが分かってきた。例えば、小鳥のシジュウカラは仲間にウソをついてエサを得るそうだ。ほかにも、サバンナモンキーは、見つけた天敵によって異なる鳴き声を発して警告を促すという。動物たちは何を考え、どんなおしゃべりをしているのか? シジュウカラの言葉を解明した気鋭の研究者・鈴木俊貴と、ゴリラになりたくて群れの中で過ごした霊長類学者にして京大前総長の山極寿一が、最新の知見をこれでもかと語り合う。話はヒトの言葉の起源、ヒトという生物の特徴、そして現代社会批評へと及ぶ。そして、その果てに見えた、ヒトの言語にしかない特徴は?
⭐︎
森でそれぞれの研究のために
シジュウカラと
ゴリラと
過ごしたことのあるこのおふたり
鳥とゴリラのコミュニケーションのとり方の違いなどが語られていくのかと思ったら、
ヒトの言語について、現代のことまでに話が及ぶとは思っていなかったですが
知らないことばかりでとても面白く一気読みでした。
私が、ふとなんとなく思っていたこと、
感じていたことなどが、
タイムリーに書いてあり
納得やら気づきがありました。
まだちゃんと理解していないところもあるし、
鈴木俊貴さんの新刊も読んでみて
またこちらを再読したら、さらに納得!と思うこともあるかもしれない。
いろいろ楽しみが増えました
〈私のメモ〉
動物の言葉を研究するには、野生で調べないとだめ
言葉は環境への適応によって生まれた
音象徴134ページ
暗黙知のコミュニケーション158ページ