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長い年末年始のお休みもいつのまにかおしまい

アレもコレもやろうと思っていたことがあったのだが、
ほぼ何もせず
ダラダラして終わってしまった…あー年始早々反省悲しい

本日よりパートへ行ってまいります!


さて、
前川ほまれさん
コチラでたぶん5作目


『臨床のスピカ』前川ほまれ



⭐︎

山田風太郎賞受賞後第一作

寄り添い、寄り添われ、生きていく

動物介在療法に携わるDI犬のスピカと、そのハンドラーの凪川遥が、横紋筋肉腫を患った5歳児、強迫性障害を抱える中学生、産後うつの患者や家族たちと向き合う。それは、凪川自身の内面にも変化を起こし、やがて大きな決断をすることに。
動物介在療法を知るきっかけとなった同期との出会いとその後、育児放棄をした母とのこれから。
犬と人との関係を通じ、人と人との心地よい距離と自分自身のありようを見つめ直していく。

命の現場を舞台に、現役看護師の著者が描く希望の物語

⭐︎

医療に介在するDI犬


癒し目的と勝手に認識してましたが、

治療目的達成のために、具体的に介在させるAAAという動物介在療法という療法なのですね


ハンドラーという言葉も知りました



本書の謝辞に


作中に登場しました動物介在療法に関わる用語については、以下にその語義を特記し、それらの言葉が正しく使用され、実体を伴い社会に普及することを切に願います


とありました

やはり、なかなか理解されないことも多いのが現状なのですね


いつも前川さんから小説を通して、様々なことを教えてもらっています


本書もツラく、かなしい場面もありながらも
読んで知れたことのことの方がいつもの通り、
たくさんありました。

以前の本で知ったことも思い出しながら
それらも散りばめられているなと感じました。

前川さんは看護師さんだそうです。

看護師さん側だけでなく、
患者さんのご家族だったり、
医療従事者の病気との向き合い方
患者の家族が医療従事者だったり…

看護師さんだからこその表現はリアルで
たくさんの気づきがある


DI犬のスピカの様子がとても可愛くて賢くて

この子達の頑張りで治療に前向きになる患者さんたち。その様子を見て、変化していく家族




読書を通じて、より多くの人に知られて

普及して


少しでも多くの病院で取り入られるよう願ってます



前川ほまれさんの作品、今後も読んでいきます!



コチラでDI犬やAAAの様子が見られます↓