コチラは、
ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^ ^
リアンは、4人で活動しております。
大好きな作家さんのひとり
三浦しをんさんの新刊
どんな内容なのかもほぼ知らず、
ただお仕事小説らしいってことだけ
って、題名見ても、想像力のカケラもない私です(^^;;お恥ずかしい
表紙を見たら、ワクワクしますね。
コレは
そう!

綺麗
ネイルをサロンで継続して施術してもらうのは、
私は、時間や費用面でなかなか難しく
ほとんどやったことないですが、
一時、通ったことがあります
やはりネイルして、ツヤツヤキラキラだけで
テンション上がります
⭐︎
あらすじ
月島美佐はネイルサロン『月と星』を営むネイリストだ。爪を美しく輝かせることで、日々の暮らしに潤いと希望を宿らせる――ネイルの魔法を信じてコツコツ働く毎日である。そんな月島のもとには今日も様々なお客様がやって来る。
巻き爪に苦しむも、ネイルへの偏見からサロンの敷居を跨ごうとしない居酒屋の大将。子育てに忙しく、自分をメンテナンスする暇もなくストレスを抱えるママ。ネイルが大好きなのに、パブリック・イメージからネイル愛を大っぴらにはできない国民的大河男優……。
酒に飲まれがちながらも熱意に満ちた新米ネイリスト・大沢星絵を得て、今日も『月と星』はお客様の爪に魔法をかけていく。
月島美佐はネイルサロン『月と星』を営むネイリストだ。爪を美しく輝かせることで、日々の暮らしに潤いと希望を宿らせる――ネイルの魔法を信じてコツコツ働く毎日である。そんな月島のもとには今日も様々なお客様がやって来る。
巻き爪に苦しむも、ネイルへの偏見からサロンの敷居を跨ごうとしない居酒屋の大将。子育てに忙しく、自分をメンテナンスする暇もなくストレスを抱えるママ。ネイルが大好きなのに、パブリック・イメージからネイル愛を大っぴらにはできない国民的大河男優……。
酒に飲まれがちながらも熱意に満ちた新米ネイリスト・大沢星絵を得て、今日も『月と星』はお客様の爪に魔法をかけていく。
(文藝春秋HPより)
⭐︎
いつもホント細部にわたり取材して
小説にしているんだなぁと思うけど
今回もホント様々なことがこと細かく描かれて
ネイルの世界をよく知れました。
ネイリスト側からも
してもらう側からのことも
単に職人技だけを取り上げているのではないところがさらに楽しめました
技術面のところは、きっとその過程がわかる人が読めば、ものすごく共感できたりするんでしょうけど、
スカルプのところなんかは
私の想像が中途半端なもんで、そこは私が残念(^◇^;)
あの小さな面積の中に
たくさんの技術が盛り込まれ、
日々、進化していく世界
そして、派手さばかり目が行きがちだけど
巻き爪やスカルプの施術によって
爪の健康も担っているなんて!
どの業界にも通ずることでしょうけど、
日々の研鑽の賜物ですよね
そして、
江利と下村との関係
新人星絵や伊山だったり
そしてお隣さんに商店街の人々
人間関係も良き良き
お忍びで来た方も^ ^
ネイリストさんあるあるなのかなと思う箇所、
デザインを比喩で伝えてくるお客様と脳内イメージが合致したところで喜ぶ箇所とか好きでした。
最後、美佐の気持ちがとても素敵でイイなぁと
私もそんな美佐と星絵のサロンでネイルしてもらいたい!
山盛りの内容で大満足
また、新たなる世界を知ったお仕事小説でした
やはりしをんさんの表現好き
そして、ふふと笑わせるところも忘れない
しをんさん節炸裂!
爪という身近な蛋白質が、ネイルの魔法でドラマティックな舞台に変わる(本文より)
毎年行われるという
「ネイルエキスポ」が気になって、
読後ググりましたら、
つい先日ビックサイトで今年のは終えたようでした。
そのときに、しをんさんののトークショーもあったようです。聴いてみたかったです。
会場も面白そう!華やかなんでしょうね