コチラは、
ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^ ^
リアンは、4人で活動しております。
話題の新書
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆
珍しく新書を読んでみました。
このタイトル、気になりますよね。
ホントそれ!って思いますもん。
スマホでSNSや動画見る時間はあるのに
⭐︎
自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。
そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?
すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。
【目次】
まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました
序章 労働と読書は両立しない?
第一章 労働を煽る自己啓発書の誕生―明治時代
第二章 「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級―大正時代
第三章 戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?―昭和戦前・戦中
第四章 「ビジネスマン」に読まれたベストセラー―1950~60年代
第五章 司馬遼太郎の文庫本を読むサラリーマン―1970年代
第六章 女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー―1980年代
第七章 行動と経済の時代への転換点―1990年代
第八章 仕事がアイデンティティになる社会―2000年代
第九章 読書は人生の「ノイズ」なのか?―2010年代
最終章 「全身全霊」をやめませんか
あとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします
そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?
すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。
【目次】
まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました
序章 労働と読書は両立しない?
第一章 労働を煽る自己啓発書の誕生―明治時代
第二章 「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級―大正時代
第三章 戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?―昭和戦前・戦中
第四章 「ビジネスマン」に読まれたベストセラー―1950~60年代
第五章 司馬遼太郎の文庫本を読むサラリーマン―1970年代
第六章 女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー―1980年代
第七章 行動と経済の時代への転換点―1990年代
第八章 仕事がアイデンティティになる社会―2000年代
第九章 読書は人生の「ノイズ」なのか?―2010年代
最終章 「全身全霊」をやめませんか
あとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします
⭐︎
題名で勝手に想像した内容と違って、お堅く最初驚きましたが、
(まず、目次でビビりました(^◇^;))
たしかに私には、難しいところもありましたが、
日本の労働史と読書史をみながら、(面白かったです!)
読書をする時間がないのは、
自己責任ではなく、労働による社会構造に…
興味深いところが多い内容でした。
円本なるものが売られたことや全集だったりのことも面白かったし、
そして、明治の読書界の革命は、「黙読」の誕生なんですって。
それまでは、江戸時代、読書といえば朗読だったらしい!
その他いろいろ興味深い内容。
最後に、三宅さんの
〈働きながら本を読むコツ〉がいくつかあげられているのだか、
そのひとつは、
① 自分と趣味の合う読書アカウントをSNSでフォローする
というもの。
これを見た時に、ホントそれ!って思いました。
ブロ友さんとの本の情報や感想のやりとりが
次に読書する選択や意欲となっていますもの。
おかげさまで、読みたい本だらけですからね。
みなさん、ありがとうございます^ ^
みんなで読書、よりいっそう楽しもう!
楽しめる社会でありたい