コチラは、
ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^ ^
リアンは、4人で活動しております。
『鳥人王』額賀澪
俺の人生、もっと高く跳べるはず
売れない芸人と五輪代表候補の大学生。二人を繋ぐのは棒高跳だった。
明日を迎えるのがきっと楽になる、夢と現実のその先にある物語。
「不思議なんですよね。
漫才のコンテストで落ちたのは仕方ないって思ったのに、
棒高跳で負けて、悔しいって思うんだなって」
お笑いでは芽が出ず、身体能力ばかりが評価され、番組の企画で棒高跳に挑戦することに
なった崖っぷちの芸人。その番組を通じて共演するのは、パリ五輪が目標のいけ好かない
大学生アスリート。出会うはずのなかった二人、それぞれの跳躍の先に広がる景色は――。
⭐︎
この2人がメインなのですけど、
この売れない芸人を
アスリート芸人として番組を制作している綿貫
そして、棒高跳用はポールを開発している翠
それにマスターズの面々
さまざまなな形でスポーツを支える人、携わる人
そして、代表選手として戦う他に
置かれた立場でスポーツを楽しむ人
いろいろ詰まっていました
棒高跳って
いつも不思議な競技だなぁと
なんとなく思ってました。
他の陸上競技とはちょっと違う感じだなぁと
思ってはいたのですが、
こんな世界だったとは!
オリンピック前とかに
様々なスポーツの道具を作っている職人たちを紹介する番組がやっていると気になり、見てしまう方ですが、
この棒高跳の棒は、
今まで国産のがなかったとか
手に入れるのに大変だったとか知らなかったので
驚きました。
そして、何より、棒高跳の魅力!
自分が扱える限界の長さと硬さ
あんなに長いポールを構えて走っているのに、
(中略)
物理学に促されて力強く曲がり、静かに立ち上がる。(中略)空中で身を翻し、体が最も高い位置に来たところでポールが離れる。以下略
想像するだけで、怖いけど
そのキラキラっと美しくも感じ
わぁ、すごい
綿貫の
「(略)その人の競技に打ち込む姿から滲み出る何かが、人にインスピレーションを与える」P.170
という表現もステキ
最後の紅一と翠って
「紅一」って何でだろうって思っていたけど
こう来たか!コレは必要だったのか?
よくわからないけどきっと必須だったのでしょうね^ ^
いつもの如く、
なにやら、好き勝手に
文にもなっていませんが、
良かったーーと思うことを書き連ねました
スポーツ物好きな方、ぜひ!
国産棒高跳びボールを開発している会社
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