コチラは、
ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^ ^
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2023-37
『成瀬は天下を取りに行く』宮島未奈
中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。さらにはM-1に挑み、実験のため坊主頭にし、二百歳まで生きると堂々宣言。今日も全力で我が道を突き進む成瀬から、誰もが目を離せない! 話題沸騰、圧巻のデビュー作。
第20回 R-18文学賞 大賞・読者賞・友近賞
新潮社HPより
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「話題沸騰、圧巻のデビュー作」なんて
書いてあると、
かなり期待して、ハードル上がっちゃったりして
不安かなー??とか思いながら、読み始めましたが、
なんのなんの心配ご無用、面白かったです!
主人公の成瀬あかりは、かなりの変わり者なのだが、
コレがなんだか不思議と魅力的で^ ^
こんな成瀬にすっかり魅了^ ^
成瀬のチャレンジにいつもクスっお笑い、真剣さにほっこり。
そして、この成瀬のお友達、島崎みゆきが
またまた良いし
このふたりの関係性が最高だ!
また成瀬に関わる同級生たちも良いの
そうそう
西武百貨店って何店舗くらいある(あった)のかしら?
滋賀の地にもあったのだなぁと。
池袋の本店前で成瀬あかりが写真を撮る描写のところで、本店馴染みの私にはニンマリ。
再び本書の裏表紙を見て、大津店の雰囲気が伝わり、なんか嬉しくなりました。
作者宮島さんは、大津市在住みたいです。
だからか、随所に滋賀愛があふれていました。
次回の作品も楽しみ!