コチラは、
ビーズアクセサリーと読書、ときどき脱線を楽しむブログです^ ^
リアンは、4人で活動しております。
2023- 33
『方舟』夕木春央
9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?
大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。
タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。
夕木 春央
2019年、「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞。同年、改題した『絞首商會』でデビュー。
近著に『サーカスから来た執達吏』がある。
Amazonより
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本屋大賞ノミネート作品の一冊です
ノミネート作品、やっと4冊目。
図書館の予約が回ってこないうちに大賞発表されちゃうなぁ
2冊積読本でも持っているんだけど(^◇^;)
さて、こちらは、ノミネート前から話題になっていたので、予約していましたが、ようやく回って来ました。
はじめての作家さんだったので、
いつも通り、ドキドキワクワクして読み始める。
少しずつ読み進めるうち、
この感じ、あまり私が読んできた本の中で
あまりないタイプだな、と。
精神的に追い詰められるこの感じ、
久しぶりでドキドキ、かなり怖いかも
と思いながら。
でも、コレがどうなるのか、
この状況はなんなのか?
知りたさで途中休むのも忘れそうになるくらい夢中で読んだ。
この大どんでん返し、なるほどー!そんな手が。で、あなたが!?って感じでした。
が!、こんな結末に驚かされたけど、
もっと背景とか犯人のことが知りたかったのに、わからずじまいだった。
そっちの方が気になり、私は不完全燃焼な感じでした。
夢中で読んだけど…