『嗤う淑女』中山七里



ブロ友さんがこの本の続編の
『ふたたび嗤う淑女』を紹介されていて、
悪女が久しぶりに読みたくなり、
今回、まずは一作目を読みました。

さらに第三弾『嗤う淑女二人』も
違うブロ友さんが紹介されていて、

読む気満々です♫


こういう悪女が出てくるの
たまに読みたくなります。
実際には会いたくないけど





説明

内容紹介

“稀代の悪女"=蒲生美智留(がもう・みちる)。 
天賦の美貌と巧みな話術で、人々の人生を狂わせる―― 

野々宮恭子のクラスに、従姉妹の蒲生美智留が転校してきたのは中一の秋だった。 
美智留によって、イジメと再生不良性貧血という難病から 
救われた恭子は、美智留の美貌や明晰さに憧れ、心酔していく。 
やがてある出来事をきっかけに、二人は大きな秘密を共有するに至った。 

時を経て、27歳になった美智留は「生活プランナー」を名乗り、 
経済的不安を抱える顧客へのコンサルタント業を行なっていた。アシスタントは恭子だ。 
ストレス解消の散財によって借金を抱える銀行員の紗代、 
就職活動に失敗して家業を手伝う弘樹、 
働かない夫と育ちざかりの娘を抱え家計に困窮する佳恵…… 
美智留は「あなたは悪くない」と解決法を示唆するが……。 

人々はどのようにして美智留の罠に堕ちてゆくのか。美智留とは何者なのか!? 
奇才が描くノンストップ・ダークヒロイン・ミステリー。 





あまり気分が良くないシーンもありますが、
どうなる?とどんどんページは進む
読みやすいですしね

それにしても、悪女
やはり、美女でカリスマ性というか
なんとも魅力的な感じらしい

美貌だけでなく、包容力や
話術もあり、
男性でなく、女性も魅了させるための
ツボを心得ているんですね

だから、決して、
私一人で判断して実行したと言い張る人まで




最初の沙代は、

たった一人との邂逅が人生を変えていく。
たった一度の会話が人間を変えていく。
沙代にとって美智留との出会いはそういうものだった P.123


他の登場人物たちも
一瞬にして心を許す瞬間がある
さすが、悪女
嗤っているのでしょうね


そんな風になるかな?
なんて、思うけど、
窮地に立たされると話術にやられちゃうのかな

どんでん返しもあるけど、
私でも予想できた!珍しい^ ^



まだ中山七里さんの作品、あまり読んでいないので、リンクがわからないのですが、
たしか
『復讐の協奏曲』に出てきたあの弁護士が
こちらにも出てきました!
こちらの本の方が先に出ているのだから、
ここに出てきて、あちらに再度登場したということなのでしょうけど^ ^
でも、もしかして、この弁護士、
メインで出てくる作品あるのかしら?
今回も、この弁護士らしくて、
おそらく美智留に嗤われているのでしょうね。


続編はどんななのでしょうか?
楽しみです