『嗤う淑女』中山七里
ブロ友さんがこの本の続編の
『ふたたび嗤う淑女』を紹介されていて、
悪女が久しぶりに読みたくなり、
今回、まずは一作目を読みました。
さらに第三弾『嗤う淑女二人』も
違うブロ友さんが紹介されていて、
読む気満々です♫
こういう悪女が出てくるの
たまに読みたくなります。
実際には会いたくないけど
*
説明
内容紹介
“稀代の悪女"=蒲生美智留(がもう・みちる)。
天賦の美貌と巧みな話術で、人々の人生を狂わせる――
野々宮恭子のクラスに、従姉妹の蒲生美智留が転校してきたのは中一の秋だった。
美智留によって、イジメと再生不良性貧血という難病から
救われた恭子は、美智留の美貌や明晰さに憧れ、心酔していく。
やがてある出来事をきっかけに、二人は大きな秘密を共有するに至った。
時を経て、27歳になった美智留は「生活プランナー」を名乗り、
経済的不安を抱える顧客へのコンサルタント業を行なっていた。アシスタントは恭子だ。
ストレス解消の散財によって借金を抱える銀行員の紗代、
就職活動に失敗して家業を手伝う弘樹、
働かない夫と育ちざかりの娘を抱え家計に困窮する佳恵……
美智留は「あなたは悪くない」と解決法を示唆するが……。
人々はどのようにして美智留の罠に堕ちてゆくのか。美智留とは何者なのか!?
奇才が描くノンストップ・ダークヒロイン・ミステリー。
*
あまり気分が良くないシーンもありますが、
どうなる?とどんどんページは進む
読みやすいですしね
それにしても、悪女
やはり、美女でカリスマ性というか
なんとも魅力的な感じらしい
美貌だけでなく、包容力や
話術もあり、
男性でなく、女性も魅了させるための
ツボを心得ているんですね
だから、決して、
私一人で判断して実行したと言い張る人まで
最初の沙代は、
たった一人との邂逅が人生を変えていく。
たった一度の会話が人間を変えていく。
沙代にとって美智留との出会いはそういうものだった P.123
他の登場人物たちも
一瞬にして心を許す瞬間がある
さすが、悪女
嗤っているのでしょうね
そんな風になるかな?
なんて、思うけど、
窮地に立たされると話術にやられちゃうのかな
どんでん返しもあるけど、
私でも予想できた!珍しい^ ^
まだ中山七里さんの作品、あまり読んでいないので、リンクがわからないのですが、
たしか
『復讐の協奏曲』に出てきたあの弁護士が
こちらにも出てきました!
こちらの本の方が先に出ているのだから、
ここに出てきて、あちらに再度登場したということなのでしょうけど^ ^
でも、もしかして、この弁護士、
メインで出てくる作品あるのかしら?
今回も、この弁護士らしくて、
おそらく美智留に嗤われているのでしょうね。
続編はどんななのでしょうか?
楽しみです
そういえば、
ふとあの本も思い出しました