『跡を消す』前川ほまれ
内容(「BOOK」データベースより)
気ままなフリーター生活を送る浅井航は、飲み屋で知り合った笹川啓介の会社「デッドモーニング」で働くことになる。そこは、孤立死や自殺など、わけありの死に方をした人たちの部屋を片付ける、特殊清掃専門の会社だった。死の痕跡が残された現場に衝撃を受け、失敗続きの浅井だが、飄々としている笹川も何かを抱えているようで―。生きることの意味を真摯なまなざしで描き出す感動作!
ある作家さんのTwitterで、
前川ほまれさんの新作が良かった!
というつぶやきを見て、
その本を読みたかったが、
まだ図書館になく、
図書館にあるのを読んでみました
だから、どんな本かも知らなかったのですが、
『跡を消す』
って題名が気になり、コチラを。
あっ、そういうこと…と気づいて
この先、読めるかな、って一瞬思いましたが、
それを上回る何かがあり
それが何なのか?先が気になり、最後まで
こういうお仕事が存在するのは
知っていましたが、
まさか、こんな壮絶な感じとは
浅井の成長も良かったですが、
笹川も最後前進できて
新たなるスタートを切れて、良かった
笹川が浅井に放つ、
もっと想像力があるかと
というシーン
5つの現場のそれぞれの人の反応など
いろいろ
跡を消す、に込められた思い
とてもツライ箇所も多いし、
人間ってこんなになるのかと
知らないことだらけだったけど
読めて良かった。
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