ライブ配信などで
わかると思いますが、
ワタシの声は
ハスキーで
なかなか珍しい声です。
5年前
営業マン時代に潰してしまった
この声をどうにか治したくて
病院を10件以上回ったけどダメで
最後の砦に
東京の
すごく有名な声帯専門医に望みをかけたけど、
そこで声帯溝症という病名と
かわいそうだけど
一生治らないよ
という呪いの言葉をいただきました。w
泣きながら帰ったわ!!
その後、
なるべく喋らない方が
これ以上悪くならない秘訣だと
医者に言われたので
こんなにベラベラ喋るワタシが
なるべく口数を減らして
ずいぶん大人しくしていました。
飲み会でも
会話に参加できないから
つまらないし
2次会のカラオケは
人に歌ってもらって、踊るだけ。
タ行を出すのがきつかったので
タ行を使わない言葉をチョイスしたり
まぁ、
黙ることにとても努力したんだけども
なぜか
みるみる声は悪化して
カスッカスな自分の声が
大っ嫌いで
自分の声を聞くのも嫌、
声について触れられるのも嫌
コレ、死ぬまで治らないのかよ〜と
四六時中悩んでいた5年間。
きれいな声の人がうらやましくて
声、取り替えてよ
って思った。
娘の声帯が欲しくなった。wマジで。
旦那のよく通る声にイラついた。
あれはマジ地獄だった。
でも、
去年の5月
このコンプレックスを脱却して
この声、唯一無二やん
って少し自分の声を認められるようになって
そこから
バスガイド
スピーカー
人前で歌う
声のせいで
一生できないと思っていたことを
どんどんやってみたら
どんどん自分の声が好きになれて
今、
ビックリするくらい
どんどん声が出るようになってる!!
で、
もう今や
この声のこと、
唯一無二のタレント性やん
椛澤愛の素晴らしき個性やん
って心から思えている。
今や、ワタシに欠かせない個性だ。
だから、
コンプレックスと
チャームポイントは
表裏一体だな〜と
思っていたんだけど
最近
コンプレックスについて
新たな発見があって
それは、
グループライン内で
“耳が悪いからイベントに行けない”
て言っている人がいて。
ワタシは一瞬で
会話に参加できなかった
地獄の日々を思い出して
耳が聞こえない人も
声が出ない人も
“スムーズな会話ができない”
悩みは同じ。
これね、
目には見えないけど
とてもキツイ悩みなのです。
会話ができないって辛い。
言葉通じない外国で暮らすようなもんだね。
でもキツイってあんまり言うと
心配されて雰囲気が暗くなるから
だんだん弱音も吐きづらくなって・・・
こうなる↓
外側は明るく元気にふるまい
一人でずーーーーーーん
誰もこの苦しみをわかるわけない
って思っちゃうんだよね〜
こうなると甲羅に入った亀。w
とゆーことで、
自分の実体験により
そんな胸の内がよくわかるから
ワタシはその人に
“会話できないのって、キツイよね”
と、声をかけることができたの
そしたら
その人、
泣いて喜んで
“わかってもらえてうれしい、救われたー”
って言ったんだよね。
え!?
救えたの!?
コンプレックスのおかげで、
人を救えた〜〜〜
す、すごくうれしい
コンプレックスに
苦しんだ体験のおかげで
似たコンプレックスを持つ人の
気持ちがわかるようになり、
救えるんだ〜〜〜
どう接してほしいか
どんな言葉をかけたらいいかわかる
寄り添える
↑
コンプレックス先生のおかげでわかります。
改めて、
死ぬほど悩んだけど
声帯溝症になって良かった
コンプレックスから脱却すると
こんな素晴らしいごほうびがあるんだと
思ったのよ
太っている
字が下手
運動神経が悪い
足が短い
障害がある
人それぞれの
コンプレックス先生は
だいたいSでw
結構苦しめてくれます
追い込んでくれます
でも
苦しみも辛さも悲しみも
あとで
感謝に変わる!!
実体験を経て思ふ。
Ai Kabasawa