木曜日担当の上利です

今日は5月の気温だったそうで…
風が強くて少し肌寒く感じました。
週末は晴れて、また30度を超えるようなので体調を崩さないようご注意下さい。
では、今日は
「オスグッドシュラッター病 ~子供の膝の痛み~」
について

オスグッドシュラッター病とは、ジャンプ競技など活発に運動している10歳頃の子供に多くみられる病気です。
痛む場所は、膝の靭帯が付いている脛骨粗面という所です。(膝のお皿の下の飛び出した所)
膝の靭帯は膝蓋骨(膝のお皿)につながり主に膝を伸ばす筋肉の大腿四頭筋につながっています。
10代の子供では、まだ成人の骨になりきれておらず、柔らかい軟膏が残っている為に非常に力の強いこの大腿四頭筋の収縮により剥がれてしまいます。
軟膏が剥がれる事により強い痛みが出現し腫れてきます。
また、痛みの為走れなくなります。
治療としては
大腿四頭筋の収縮を抑える為に、膝を温めたり、電気治療やマッサージなどを行い、血行を良くし柔軟性を保つことが重要です。
痛みの強い時は、しばらく運動を休み痛みを和らげ炎症を取る為
アイシングや鍼灸治療、超音波を用います。
オスグッドシュラッター病は身長が伸びなくなり、成長軟膏が消えてしまう18歳ころには自然に痛みはなくなります。