は!
気づけば前回の更新から1週間
先週から家のリフォーム工事で
いろいろな業者さんが出入りしていたので
なんだかあっという間に時間が過ぎました
念願の「自分の部屋」をゲットした
おさつ(小6)は、ご飯とお風呂以外
ほぼ自分の部屋から出てきません。
「ママ、一緒に〇〇しよ~」
というお誘いも特になく、
黙々と小説とマンガを読みふけっているようです
急にお姉さんになったかんじ。
さて。
↑これの続き。
今回は英語編です。
英語をどこまでやったらいいのか
というのは、本当に悩ましいです。
【大学入試の現状】
駿台の共通テスト分析結果から
以下のグラフをお借りします。
英語のリーディング。
ボリュームゾーンが30~60点台って…
難しいんです。
パパ&ママにもぜひ解いてほしいのですが
われらの頃の入試問題とは
別の競技のようですよ。
細かい知識が必要とか
文章が難解で読みづらいというより、
情報処理量がとにかく多くて
「これは英語を使った国語&知能テストでしょうか」
って印象を受けます
そして、リスニング。
平均点が高いのでここが苦手だと
かなり苦しいことになります。
日本の教育システム&生活環境では
どうしても英語を聴く時間は短くなりがちなので
放っておいて伸びるものでありません。
なので、
共通テストで5~6割とれればいいという子は
焦ってたくさん詰め込んでこんがらがるとよくないので、
公立中のカリキュラムで基礎から着実に進めましょう。
そして、定期テストでしっかり点をとり
内申点を重ねていきましょう。
一方、
8~9割とって難関大を目指したい
というのであれば、とにかく
英語漬けの時間を意識的に作って
英語筋を鍛えなくてはいけません。
AIの翻訳がすばらしい進歩を遂げているので、
果たして成長期の人間が語学習得に膨大な時間を注ぐ意義があるのか…
というのは、長くなる話題なので今日は割愛します。。
(いや、本当はそこから語りたいけど、
漢文すら減らさない文科省のことだから
あと20年は英語が入試から消えることはないと思う)
【(茨城県の)高校入試の現状】
30年前は、
公立高校を受験するために必要な
英単語数は1200語くらいだったんです。
「教科書で基礎を固めて過去問で90点
取れれば、難関県立高校も大丈夫」
という時期でした。
それが、今は
「小学校で700語程度を学習してきた」
という前提で中1の教科書が始まり、
中学3年間で1700語程度の進出単語がでます。
小学校時代はリスニングとスピーキング(?)ばかりで
ろくすっぽアルファベットを書く練習もテストもなかったのに!
です。
中1のテキストで、いきなり会話文からはじまり
『あいさつとか曜日や月の名前くらい
もう書けるよね?小学校で習ったもんね?』
というノリで、テストにガンガン出ます
あれよあれよという間に単語が増え…
公立高校入試に必要な語数は
2400~2500語。
これ、30年前なら難関私立中を
受けられるくらいの語数です。
パパママ世代のイメージでいうと、
高校1年の秋くらいまでの内容が
中3までに詰め込まれている印象でしょうか。
しかも英語が得意な子が多いようで、
県立入試の模試や過去問で90点とっても
偏差値は他の教科ほど高くでません。
英語はできて当たり前。
そのうえで他の教科で得点しないと
難関県立高校はきびしいぞ
という印象です
あ、なんか大変そうだぞ
というのは伝わりました?
以上をふまえて、
次の記事では
市立中から高校入試を目指す場合の
中学入学準備についてお話しますね。