明日は県立中等の合格発表。
使い終わった教材を整理しながら
おさつの受験をざざっと振り返っておこうと思います。
おさつの場合は「ママが先生」
という特殊事情もありますが、
いわゆる「大手塾」に通ったのは
6年の冬期講習だけです。
(しかも5日間ある講習の最終日には
うっかりマンガを読んでいて行き忘れるというトンデモないでオチまで作ってきましたよ)
まずはノラ受験が向いている子と
大手塾が向いている子の確認から。
少しでも「自宅学習中心で中受しようかな」
と思っている方の参考になればうれしいです
(茨城県在住で、
四谷大塚偏差値60程度の県立中等と
50~55くらいの私立中を想定したお話です。
他県の方は参考程度に…)
~ノラ受験が向いている子とは~
そもそも論ですが、
『塾のグループ指導のカリキュラムに乗って行くほうが向いている子』と
『自宅学習中心のノラ受験のほうが向いている子』がいます。
《グループ授業の方が向いている子》
・人と競うことが好き
→自分のペースで解くよりも
友達より早く解くことに楽しさを感じる
タイプの子は楽しく通えます
・長時間座っていることが苦ではない
→学校で6時間授業したあと2~3時間座っていないといけないのでね
・親の言うことはあまりきかない
→反抗期が早めにきてしまった場合や、親がなめられている場合は、友達の目と外部の大人の手を借りましょう
・家にいるとゲームばかりしてしまう
→勉強しかやることがない空間に放り込むと◎
・人見知りしない
→物おじしないで塾の先生に質問できることが大切
・親が忙しい
→なかなかこどもの勉強を見ている時間がとれない!!というご家庭は、めんどうなスケジュール管理や宿題チェックもぜんぶやってくれる大手塾に丸投げコースが一番楽
《ノラ受験に向いている子》
・学校のワークテストで難なく100点が取れる。
→自分で解説が読める理解力があることが絶対条件です。
・せっかちor極度の負けず嫌い
→解き終わったのに周りの子を待っているのもつまらない。
他の子が自分より早く解き終わってドヤってくるのがストレス。
そういう子にはグループ授業はストレスでしょうね。
・やめたくない習い事がある
→塾はどうしてもきまった曜日と時間に拘束されるので、習い事を優先したいという場合はノラ受験できると便利です。
・決まったスケジュールをコツコツこなすことができる。
→歯を磨くように、当たり前に漢字と計算をこなせることが大事。
ときには遅れることがあっても、腐らずにコツコツ続けられるメンタルがあれば大丈夫。
・親子関係がよい
→成績のことで怒鳴りあうようになったら、迷わず外注してください。
人格形成真っ只中の小学生の時期に、親子関係を壊してまでやるべき勉強はありません。
おさつの場合は、
・学校の漢字ドリルは3~5周まわして新しいのが欲しいという。
・とにかくせっかち。解説はすべて2倍速で聴きたい。
・遊びや趣味の時間をけずるなんてムリ!習い事もやめたくない!
・まだまだ甘えん坊で反抗期の気配なし。
という特性だったので、
ノラ受験を選択しました。
ちなみに、かぼたの場合は…
・漢字ドリルもママが見ていればしぶしぶ進める
・勉強の集中力は5分しかもたない
・そもそも学校でも座っているのが精いっぱい
・でもなぜか算数の応用問題は暗算で解ける
という不思議ボーイなので、
本人は「ぼくも受験したい」と言いますが
私の中では
(ふんわ~り中学受験気分を味わって、
高校入試で本気をだしてもらうほうが向いてそう)
と思っています
学力の基礎はあるけれど
精神的な成長がゆっくりめの子は
むりやり中学受験しなくても
高校受験で羽化しますからね。
それに中学受験は
手もお金もすんごいかかりますが、
高校受験は口を少々とお金を出せば
なんとかなるので、
資金と体力を温存しようかと
してもいいけど
しなくてもいいのが
茨城南部の中学受験です
(都会はまた事情が違うでしょうからあしからず)
次回は、ノラ受験で
私が実際にやったことをまとめてみます。